キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

愛しの聖地・総合スーパー

総合スーパーという場所が好きである。
イオンモールのような大型店舗ではなく、もう一歩規模の小さなところ。
家の近所でいえば、イズミヤとか平和堂とか、そんなところだ。


庶民的というのだろうか。
置いているものが全体的に、生活に密着したものであり、値段もだいたいはお手ごろである。
さすがに服はそれなりのこだわりがあるので買わないが、下着類なんかはしょっちゅう安売りしているので、よく買うし。


ちょっとひねくれた感性になるが、さびれ具合もいい。
最近は大型ショッピングモールがあちこちにできている影響で、正直なところ総合スーパーはあまり栄えていない。
地方なんか行くと、フロアの半分くらい空き店舗だったり、フロアに従業員が1~2人しかいなかったり。
昔はもっと栄えていたはずなのになあ、と遠い目をしながら全盛期を勝手に想像してみたり。
あとゲームコーナーへ行くと、昔遊んだレトロなゲームが未だにあったりするのも、たまらない。


そして何より、「家族」を感じられる。
客層を見渡すと、家族で訪問している人が多い。
ここまで家族率の高い場所って、近ごろでは総合スーパーに勝るものはないのでは?
たまにひとりで訪問しても、やはり幼少期に家族で来たときの思い出が、必ず頭をよぎる。


そんなわけで、やることがない休日なんかは、よく近所の総合スーパーをフラつくことが多い。
地元の仲間よ、どこかニヤつきながら総合スーパーをさまよっている僕を見ても、声をかけずそっとしておいていただきたい。