キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

Road to ラビルーナ

「月の地下に長さ50キロの空洞がある」というニュースを見て、あることを思い浮かべた。
知ってる人いるのかな、とニュースのレビューを見てみると、意外にも同じことを思い出した人が複数いて、思わずうれしくなった。


アニメである。
グランゾート」という、中学校時代に放映されていた、月が舞台のSFロボットアニメだ。
全国的にそう有名ではなく、特に関西においては平日の朝方の放送だったため、夏休みに偶然テレビをつけていないと出会うことができないもの。
昔からマイナーなもの好きという嗜好とそのアニメの極上な内容により、当時はひどくハマったものだった。


マイナーだし25年くらい昔のものなのに、同じように思い出す人がいたことに、軽い感激を受けた。
なお、ほんの偶然ながら、夏あたりにこのアニメのDVD-BOXを入手し、ちょうど先日すべて見終わったタイミングだったのだ。
因果というのか、少し不思議な気分である。


ついでながら、このグランゾートというアニメ、なぜか韓国ではメジャー級の人気があるらしい。
「メカが登場するときのBGMをエレキで弾く」という動画が、今年だけでもたくさんアップされている。
なぜグランゾート?なぜ今?
こちらもまた、ある意味での異文化というか、不思議な感覚に包まれる。


あの多感で純粋な頃だからこそ熱中できた、というのもあるが、この作品同様に熱中できるアニメがあればいいなあ、と思う今日このごろである。
あっ、アニメオタクではありませんからねっ!