キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

さぬき広島・手島遍路と旅ねこ生活~その2~

1日目の行き先が定まった、さぬき広島旅の続き。


目的である36・37・39番があるのは、いずれも「釜の越」という集落。
そこまで行くために、わざわざ宿の方が車を貸してくれた。
宿泊施設だというのに、無料というのが驚きだ。
離島で、自分で運転して車移動ができるなんて、夢のようである。
交通量のほぼない道をゆっくり10分ほど走り、「釜の越」へ到着。


まずは36・37番を目指す。
前回島に来たとき、途中ある三叉路からそれぞれの道を進んだのだが、いずれの道も奥深く延びていたし、その先に石仏がある保証がなかったので、断念した。

というわけで、三叉路までは迷わず到着。
右手は採石場へ続くとわかっているのでパス。
まずは左手の道を進んでみる。

すると数分で行き止まりになる。

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しかし奥には、うっすらと道っぽい茂みがある。
思い切って進んでみると、意外にも草の少ない箇所が多く、先へと進める。
途中に人工的に重ねられた岩やガードレールがあらわれ、先に道が延びていると確信が持てる。

とはいえ、道はどんどん険しくなる。
心が折れそうになりながらも、まだ時間はあるしゆっくり進もう、と自分に言い聞かせ、草木をかいくぐって少しずつ進む。
だいぶ粘って進んでみたが、しまいには草ではなく木に道が塞がれてしまう。
さすがに木はかき分けようがないので、ここで前進を断念する。

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引き返す途中、さらに道が分岐していることに気がつく。
もしかして、こちらも石仏がある道か?
思い切って進んでみると、石垣が見つかり、やはり何かしらに通じるのだろうことがわかる。
が、ここも奥へ行くと道が険しくなりすぎていて、進むことができない。

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つづく。
小刻みな日記でごめん。