キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

キックボード東北旅~転倒編~

旅のキレイなところばかり紹介するのも、何かいやらしい。
ということで、カッコ悪いところも赤裸々に書いておこう。

今回は2度、転倒をしてしまった。
軽くつまずく程度ならたまにあることだが、豪快に両手ついて転んでしまったのだ。


【二重トラップ】
キックボードで走っている途中、障害物をよける方法は2種類ある。
(1)片足を軸として地面につき、もう片足とキックボードを持ち上げる
(2)一度立ち止まって押し歩く

スピードを殺すのはもったいないので、ちょっとした障害物なら(1)でかわす。
写真のような点字ブロック①の場合も、同じく(1)だ。
これがいけなかった。

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よくよく見ると、①のすぐ後に、砂地②がある。
キックボードは障害物だけでなく、未舗装地でもアウトなので、これもかわすべきべきである。
しかしここが未舗装であることに、まったく気づかなかったのだ。
宿が目前にあったこともあり、油断をしてしまった。

前のめりに倒れたが、とっさにグローブをはめた両手をついて受け身がとれたので、外傷はない。
しかし胸を打ってしまい、呼吸を強く吸えない程度に左胸を負傷。


【見えないトラップ】
2回目の転倒は、突然だった。
気がつけば、何かにつまずいていた。

犯人は、松ぼっくり
転倒した後すぐ確認すると、砕けた松ぼっくりがあった。

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もともと松の葉が多い歩道で、もっと注意するべきだった。
これは完全に油断だ。

ここでも前のめりに倒れたが、負傷中の左胸をかばってか、右上半身を打った。
両手の受け身も間に合わず、右腕をアスファルトですりむく。
また右胸も強打し、これで両胸がダメになった。


そんなわけで、旅の後半は胸の痛みに悩まされた。
そして今もなお、胸は痛み続けている。

ほんの一瞬で、大事故にもなりかねない。
改めてキックボードという乗り物のリスクを強く感じた。