キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

神島八十八ヶ所霊場 ~その1~

3連休の旅、忘れないうちにまとめていきます。
といっても、お遍路部分はよそで書くのでなるべく割愛し、それ以外の部分をメインに。
一気に長々と書くのも疲れるので、ちょっと小出しに。


初日は午前8時に出発し、2時間半かけて笠岡駅へ。
移動中眠たかったのだが、お遍路の参拝時に収める「納札」に住所・名前・願望などを計88枚書く必要があったため、ひたすら文字を書いていた。

駅につくや、観光案内をしているおじさんに声をかけられる。
僕の格好を見るや「神島のお遍路やね?」と言うあたり、この地域ではミニ遍路文化がまだ生きていることがうかがえる。
ちなみに、8月から秋にかけ、神島への無料送迎バスがあるらしい。
本数も、通常なら1日4本しかないが、倍以上も運行するそうな。
しまった、来る時期を間違えたようだ。


バスの到着まで1時間あるので、早めに昼食をとることに。
向かった先は「山ちゃん」。
笠岡名物「笠岡ラーメン」のお店で、ここは朝5時から営業しているというお店である。

鶏ガラのダシに醤油のかえしが混ざったスープは、さらっとしながら味は濃厚。
固めの細麺・鶏チャーシュー・メンマはいずれも噛みごたえがある。
大盛を注文したが、他のラーメンの大盛より量は多く感じ、満足感がすごい。
比較して恐縮だが、前回行った「坂本」と味がよく似ている。

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再び駅へ戻り、30分かけて神島へ。
いよいよお遍路開始である。
詳細は割愛するとして・・・

暑い!
覚悟はしていたが、それを上回る暑さ。
30分ほど歩いたところで、まさかの休憩。
もうお遍路やめて帰ったろか、と思うほど。

それからは少しずつマシになったものの、今度はひたすら山道を歩く。
海岸沿いに歩くものだと思っていたのに、海なんて見ることもままならない。
ようやく海岸沿いに着いたころは、すでにバスの時間間近で、バス停まで30分歩く。

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という感じでヘロヘロのままホテルへ戻り、ユニットバスにお湯をため入ってからは、しばらく動けず。
日ごろの運動不足が、これでもかというほど祟ってしまっている。


夕食は近くの居酒屋へ。
といっても、駅から離れていることもあり、近くに居酒屋が全然ない。
唯一、最近できたというお店へ入る。

カウンター6席とテーブル3席、ややこぢんまりとしたお店は若い店員さん2人でまわしている。
値段はまあ可も不可もなくといったところだが、メニューがちょっと少なめ。
地産や旬の食材を期待するも、特に見当たらず。
極めつきは、中ジョッキが通常よりも容量が少なめ。

いずれもお店側が悪いというわけではないのだが、どうも長居する気にはなれない。
料理を少なめに注文し、ビールもスローペースで飲んでしばらくしていると、お店の人が話しかけてくれた。
神島遍路のことを話すと、知ってはいるが周った経験は小学校のときに数か所程度だという。
しばらく話を続けたものの、お店が少し忙しくなりかけてきたので、退散することに。


ちょっと飲み足りないが、近くに他のお店がない。
ということで近くのスーパー、といっても片道15分もの道を往復し、アテとビールを購入。
夜も外が蒸し暑く、ホテルに戻ったころには汗ダクになっていた。


小出しと言いつつ、結局長くなったな。
つづく。