キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ひとり打ち上げ

仕事の繁忙期を過ぎると、必ず行くと決めているお店がある。
こういう楽しみを持っていることで、繁忙期の辛さを少しでも紛らすことと、繁忙期後の満足感を得られることができる。


昨夜は仕事を終えるや、都島の「旬魚菜 天」へ。
カウンター2席が空いており、そこが実は予約席だったそうだが、座らせてもらえた。
たまにしか来ないのに、こんな気遣いをしてくれて申し訳ない。

信じられないくらい新鮮なお造りから、創作料理や素材を活かした料理が次々と運ばれる。
うまい料理には「うまい」と「めっちゃうまい」があるのだが、ここでの料理は後者しか出てこない。
注文せずお任せで、こちらの食べるペースにあわせて提供してくれるのだから、これ以上の幸せはない。

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ただ残念だったのが、あまり話ができなかったこと。
いつもマスターや店員さんと雑談を楽しむのだが、お客さんの入れ替えがそこそこあり、厨房がバタついていた。
また、ふだんは客同士の横のつながりが起こりやすいのだが、ひとり客は僕だけで話しかけづらい。

マスターも気をきかせてつなげてくれるのだが、もともと盛り上がった状態で入店したグループに入るスキがない。
というのは言い訳で、僕自身がちょっと遠慮しすぎていたのかも。
もっとグイグイと話しかけて、自分から盛り上げればいいだけなのに。
そんな自己嫌悪を抱きつつ、少し早めに店を出る。


こんな消化不良のまま帰れるわけはなく、2軒目は地元のバー「Loose」へ。
こちらも久しぶりで、入店を楽しみにしていたお店だ。

ここでも、ひとり客は僕ひとりでグループが盛り上がっている。
またも四面楚歌か?
と思っていたが、マスターと店員さんがちょくちょく話しかけてくれるため、ひとりでも楽しめる。
本当にいい店だ、交野でこんな居心地いい店があるのが、奇跡である。

特に後半、店員さんが大のアメカジ好きで、僕の服装をきっかけにアメカジ話に花が咲いた。
アメカジのことで、ここまで話ができる人は他におらず、おおいに楽しませてもらった。

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すっかりご満悦ながら、体力的に限界が来たので午前2時ごろに切り上げる。
行きつけのお店でひとり飲みは、やはりいいものである。
つい深酒して、翌日ほぼ睡眠で潰れてしまうのがもったいないが。