ライターとして活躍できたらいいな、と言っていた地元新聞が創刊された。
厳密にはまだ準備号らしい。
運よく入手ができたので、拝見した。
ううむ。
ブログですやん。
「主観を入れてはいけない、事実のみを連ねるもの」というが、新聞記事の基本中の基本。
にもかかわらず、思いっきり主観が入っている。
また、記事ごとにライターのクセが出てしまい、統一感がない。
せめて、「記者ハンドブック」を基にした校正くらいは書けるべきだろうに。
本格的な新聞記事を書く勉強になるかな、と思っていたが、これは手を出さずに正解かも。
気になりつつも腰が浮かなかったのは、もしかするとこれを予見していたのかも知れない。
などと書くと、ただの批判文になってしまうな。
体裁こそ新聞らしからぬところであるが、情報網がすごい。
地元に特化した内容が、しっかり調査・取材されている。
というのも、もともと母体が、地元を紹介したWebサイトなのだ。
けっこう長期間運営されており、さまざまな角度から地元の情報を発信している、優良なサイトである。
そこから派生したものだから、実績に伴った内容なのは当然だ。
かつて別の地元Webサイトで、スパンの短い栄枯盛衰を目の当たりにしたことがある。
そうはならず、地元民が楽しめる媒体として定着することを、心から願いたいものである。
できれば有料ではなく、無料配布してほしいな。