今度こそファイナル。
【大湯】
バーから戻ると、宴もひと段落。
そろそろみんな寝るモードになっていたので、その前に風呂へ。
宿からいちばん近く、温泉街のどまん中にある「大湯」へ。
さすがに午前0時だと、人もまばら。
「十王堂之湯」ほどでもないながら、お湯はじゅうぶん熱い。
ここでもかけ湯を繰り返し、体を温める。
以後、すぐさま就寝。
【2日目・朝】
翌日は午前7時に起床し、一同が集まる部屋へ。
しかしほとんどの人が目覚めておらず、朝食へありついたのは30分後。
食堂では、トースト・シリアル・パンケーキが用意されている。
どうやらこの宿も、僕ら以外は客もペアレントも外人らしく、食事も欧米である。
おそらく、パンケーキというものを食べるのははじめて。
ホットケーキのような生地の中に木の実的なものがあり、上にジャム・生クリーム・べっこう飴。
しかし見た目
の反面、パサパサしていてあまり好みではない。
そこから少しだけフリータイム。
朝風呂を入ろうと外湯をまわるが、いずれも掃除中。
仕方なく、昨晩入った「大湯」に入る。
【再びゲレンデ】
そこからも、基本は自由。
大きく分けて、ゲレンデに行く班と、そうでない班に分かれる。
みんなゲレンデに行くかと思いきや、半数にも満たない6名のみ。
おそらく昨夜、僕がバーに行っている間、相当な飲みバトルが繰り広げられたのだろう。
滑れる時間は、わずか2時間。
時間も人数も少ないためか、途中に休む時間が昨日よりも短い。
ちょっと斜面のきついコースだと、完全に太ももが悲鳴をあげる。
もはや部活である。
最後のひと滑りで、時間を押していることのあせりや疲労があったのか、それぞれがはぐれてしまう。
そんな僕も、コースを1本曲がり損じて孤立してしまった。
【富倉そば本店】
すっかり完全燃焼したところでみんなと合流し、帰路につく。
最後は昼食をとりに、「富倉そば本店」へ。
高齢の主人がひとりでやりくりしており、メニューは「盛りそば」のみ。
もう、いかにもうまそうな雰囲気しかしない。
やがて提供されたそばは、細さが1本ずつ違い、いかにも手打ちといった感じ。
コシがしっかりしており、ひと口ごとに噛みごたえがある。
そばはあまり食べ慣れていないので評価しにくいところだが、間違いなくこれはうまい!
・・・といったところで、とてつもなく楽しい2日間を過ごすことができた。
改めて振り返ると、今回はしもっちにえらくお世話になった。
初参加で孤立しないよう、配慮してくれていたのかも知れない。
毎年恒例行事とのことなので、またぜひ来年以降も、参加させていただきたいものである。