年初に立てた目標に従い、着々と読書を続けている。
どうだい、勤勉だろう!
と言いたいところだが、まだ1冊も読み切れていない。
本当に着々としたペースである。
ちなみに今読んでいるのは、ある作者の旅日記。
今まで、旅日記というものをあえて避けていた。
というのも、自分の文章スタイルが他の作者に引っ張られたりすることを、恐れていたのだ。
いやはや、何とも傲慢な考えだこと。
お恥ずかしい限りである。
最近となっては、逆に自分の文章のスタイルを変えたいと考えている。
全部変えなくとも、いくつか使い分けができればなと。
ちなみに、今の自分のスタイルは、テクニカルライターという職業柄、次のような感じだ。
・1文が短い
・読点(、)が多い
・ひらがなが多い
これは取扱説明書など、説明文を書くのには適している。
だが、旅日記はじめ他の文章では、全体的に淡々とした印象になり、臨場感や緊張感を表現しにくい。
・・・と、勝手に分析している。
この3点だけ注力して読んでみるだけで、作者独特の息づかいを感じられる。
ただ、そればっかり着目していては、内容がそっちのけになるのであまり集中はできないいが。
文章のテクニックだけが、文章の面白さを決めるものではない。
が、自分自身を「ライターです!」と胸張って語れるくらい、魅力ある文章を書けるようになりたい。
やれることから、コツコツと精進しなければ。