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キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

波田山大師堂四国八十八箇所

先月のミニ遍路ツアー、まとめていきます。
まずは1発目、「波田山大師堂四国八十八箇所」。


国道176号線を北上し、三田市を過ぎたあたりに、ひときわ地味なお寺がある。
ちょうど道のカーブの途中にあるのと、並列して廃墟があるので、注意しないと見落としそうな場所だ。

かつては「大師坂」とも呼ばれており、境内にある大師池では、池から強烈な2筋の光線が、旅人を追いはぎから守ったという逸話があるそうな。
また、明治のころは年に3回、3月・7月・11月に多くの人が境内に集まり、お遍路巡りでにぎわったのだとか。

そんな繁栄した面影はまったくなく、むしろ廃寺ではないか?と思えるほど、静まり返っている。

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駐車場からすぐに本堂があり、まわりに多くのお地蔵さんが祀られている。
そのすぐ脇に、お遍路道がのびている。

基本的に、「本尊」と「大師」が一対になっており、屋根等はない。
台座には、番号がつけられている。


いきなり急勾配な坂が続き、足場もぬかるんでいるので、登山靴か必至である。
石仏は、だいたい20歩くらいごとに設置されている。
道順に並べられているので、迷うことはない。

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途中、倒れている石仏、向きが正面でない石仏などがあり、あまり手入れされていないことがうかがえる。
1つずつ手入れしていきたいところだが、それをすると1日仕事になるだろう。

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数字としてちょうど中間となる、43番が頂上となる。
眺望を見渡せるも、木々が生い茂っているため、視野がせまい。
また、ベンチも何もないので、休憩するにはザコ座りするしかない。

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下りも、お地蔵さんの間隔はそう変わらないし、急勾配で荒れた坂が続く。
倒れたお地蔵さんが道の真中に落ちているところもあり、何とも切ない気持ちになる。
本当にここが、かつてにぎわっていた場所なのか。

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やがて満願し、時間は50分。
少しハードな登山をした気分であり、1時間どころか何時間も山中にいる気分であった。