キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

兵庫北中部・ミニ遍路ツアー~前編~

夏ごろからぼやいているのだが、ここのところ3連休に、3日とも晴れるということがない。
先週もやはり、初日は天気予報が雨マーク。
だが、結局家のまわりは降らず、何ともやりようのない気分となった。

辛抱たまらず、2日と3日目は、思い切って遠出をすることにした。
行き先や交通手段の候補はいろいろあったが、選んだのは車で兵庫県の北中部。
目的は、「ミニ遍路」である。

以前も、車で京都中部方面へ出向き、1泊で2箇所のミニ遍路をまわった。
言わば、それの続きというか、第2弾企画である。


以降、各ミニ遍路の詳細は省略。
また別途、1つずつ紹介するので。


午前9時に家を出発し、ひたすら北上する。
1時間ほど運転したところで、持病の腰痛と、前日の飲酒による尿意に襲われる。
辛抱たまらず、とりあえず車を停められるところを探し、「有馬富士公園」へ。

入場無料の公園なのだが、アスレチック的な遊具が場内にこれでもか、と広がる。
砦を模した小高い山には、トンネルやらハシゴやらすべり台やら、子どもの喜びそうなアトラクションが詰まっている。
子どもだったら、1日や2日では足りないくらい遊べることだろう。


そこから10分そこら走ったところで、1箇所目の「波田山大師堂四国八十八箇所」を巡る。
廃寺?と思えるほどのお寺ながら、ちゃんと裏山のお遍路道は健在である。

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昼食は、丹波らしい「黒豆の館」というドライブインへ。
地元の食材を使ったランチバイキングがあるそうな。

しかし、午後1時前だというのに、すでにバイキングの受付を終了している。
よくよく見ると、どうやらWebで事前予約が必要とのこと。
いやいや、田舎のドライブインで何してんの?

妙な憤りを感じつつ、今さら移動して別の場所を探す時間ももったいないので、施設のもう1軒の食堂で「黒豆カレー」をいただく。
ごろっと入った黒豆の食感はうれしいが、カレーのルーの味が圧倒的に強く、黒豆そのものの味はかき消される。
あと、成人男性にはもの足りない量である。
食後、みやげ屋でおかしを買い、ポリポリ食べながら再出発する。

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「黒豆の館」からすぐに、2軒めの「御光ヶ獄新四国八十八ヶ所」。
大きなお寺ながら、1~4番までのお地蔵さんの場所がわからず、序盤に時間をかけてしまう。

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2軒もまわり、すでに満足感でいっぱい。
だが、時間はまだ午後3時。
あまり早く宿に着いてもやることないし、もう1軒まわろう。

ということで、1時間ほど北上し「甲賀山八十八箇所」へ。
住宅地のすぐ近くにある小高い丘は、険しさはあるものの、やはり人里に近いという安心感がある。

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そんなこんなで、午後4時半。
実はこの時点で、まだ宿を決めていなかった。
果たして、3連休のまん中という状態で、宿は見つかるのか?

また、お遍路スポットはいくつも調べているものの、明日はどこを巡るか、まったく決めていない。


という不透明すぎる状態のまま、日記は次回へ持ち越し。