もう2週間も経ってしまったけれど。
改めて、キックボードで京都から福井までの旅について、感想もろもろ。
タイヤ故障
帰って間もなくの日記にも書いたが、今回はタイヤがすべて壊れて中断という、実に残念な結果となった。
毎回、タイヤの在庫が減るたびに頭をよぎる不安なんだけれど、実際に旅が中断することは、ここ10年ではじめてである。
中断したこともだけれど、常にタイヤの状況を意識しながら走らないといけないことが、大変だった。
しかもそれが、1日目からだったし。
やっぱり原因は、猛暑による熱なのだろうか?
秋口くらいに、同じキックボード・同じベアリング・同じタイヤ・同じくらいの荷重で走って、実証してみたいところである。
旅グルメ
最近の旅の傾向として、グルメを楽しむようになった。
昔、宿代も含めて「1日500円以内」というノルマのもと貧乏旅行していた名残が、なかなかぬぐえなくて。
3日目、素泊まり旅館のすぐ隣りにあった料理屋が、いちばんうまかった。
お造りと焼き魚をいただいたのだが、魚がうまい!
たいがい海岸沿いは魚がうまくて当たり前だが、ひと口ごとにまったくハズレがないのだ。
キックボード旅ではスーパーのお造りで満足することが圧倒的に多いのだが、やはりちゃんとしたお店で食べるべきだな、と痛感した。
他には、福井名物「ヨーロッパ軒」のソースかつ丼は、味はもちろんボリュームがえげつなかったし。
リタイヤ直前に寄った、あわら市の道の駅で食べた「らっきょラーメン」は、地味にラーメンがあっさりしておいしかったし。
三方五湖近くで食べた「梅ソフト」は、酸味・甘味・塩気のバランスが、脱水した体に抜群に染みたし。
グルメについても、今後はますます強化していったほうがいいかなと思う。
旅観光
あと観光地へは、あまり足が向かなかった。
というのも、やはりさんざん走ってヘトヘトになっている状態なのに、「よし博物館に行こう!」という気には、ならない。
まして、体中えげつなく汗ダクなので、人が多い場所ほど、敬遠してしまう。
とはいえ、洞窟にあるお寺とか、逆さまに生えているように見える杉とか、遊園地廃墟とか、人が寄らない隠れた観光地には足を運べた。
ひたすらどこにも寄らず走り続けていた数年前に比べると、だいぶ寄り道もできていると思う。
総括
などなど思いつつ、やっぱり7日間走る予定が4日に短縮されたため、消化不良が否めない。
いつもは、おなかのぽっこりがなくなるなど、体に如実な変化が出ては自己満足するのだが、それがないのはさびしい。
まぁ、逆にスペアタイヤ9個あれば、4日も走れることが実証されたわけだ。
今後の夏旅に向けては、次のことを念頭にするべきかも知れない。
- タイヤは10個以上持って行く
- タイヤの壊れるペースを軽減するべく、1日の走行距離を短くする
- 途中中断したときに、残りの日程を遊ぶための計画も考えておく
とりあえず、今回の旅の回想はこのくらいにして、9月以降の旅の計画も、そろそろ立てなければ。