家族旅行のつづき。
【宮島グランドホテル 有もと】
がっつり宮島を堪能し、お宿は島内にある「宮島グランドホテル 有もと」。
土産屋は、ひととおり土産がそろうのではないのか、というくらい充実している。
部屋は和室と洋室を混ぜたようなところだが、5人ではちょっと広め。
極めつきは、料理。
家族旅行ではいつもそれなりの宿でごはんを食べるが、ここはズバ抜けてうまい!
特に、一同がいっせいに評価していたのは、ダシ。
いいダシを作れるからこそ、素材の味が引き立つというのだろうか。
ふだん旅行の日記に宿は書かないが、あえて名前入りで紹介したいくらい、いい宿であった。
【ナイトツアー】
食後は、ナイトツアーとうたい、夜の宮島をガイドしてくれるという、無料サービスがあった。
といっても、境内までは入らず、鳥居の見える場所までの、30分ほど。
ただ、立ち止まっては教えてくえる宮島のさまざまな知識は、いずれも興味深いものであった。
また、移動中でもガイドさんのそばにいれば、歩きながらいろんなことを教えてくれる。
なるほど、観光地にガイドさんがいたほうが、その土地をより理解できるものだなと、当たり前ながら改めて気づいた。
【錦帯橋】
日付も場所も変わり、翌日は山口へ。
「錦帯橋」という、アーチ状の橋を見に行った。
分度器を横に並べたような、勾配のきつい形状が印象的である。
いざ渡ると、案の定渡りにくい。
なぜこのような形状なのかというと、洪水により度々壊れることへの対策だとか。
また、「ほぞ構造」という釘等を使わない技術も使われており、かなり丈夫にできているそうな。
橋もさながら、橋を渡り終えてからが意外であった。
なぜだか、ソフトクリーム屋さんが3軒、しのぎを削っている。
3軒とも、種類の多さを競っており、いちばん多くて160種類以上もあるとか。
鮎をミキサーで砕いて混ぜているとか、狂気にしか思えない。
【原爆ドーム】
旅のシメは、再び広島へ戻り、原爆ドームへ。
一同、原爆ドームを見て思うことは、同じだったらしい。
ちょっと補強しすぎでは?
やや不謹慎な感想かも知れないが、何本もの補強用鉄骨が入っていたり、屋根なんか記憶のものと違う。
また、個人的には廃墟とかをよく見るので、そういう意味では原爆の被害というより、ただ老朽化した建物との違いがわからない。
本当に不謹慎で申し訳ないが。
といった感じで、全体的にスケジュールがゆるめながら、がっつり楽しめた。
翌日から仕事はじめ、っていうことが、唯一大変だったところだが。