キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ヤケザケ

ここ1週間、ストレスがえげつない。
原因は、仕事。
水曜日はもう、途中で帰ったろかいと本気で思ってしまうほどである。

何とか気をしずめる方法の1つとして、自分の中での“ごほうび”となっている、都島の隠れ家「天」へ行くことに決めた。
じっくりおいしいモノをいただけるのだから、今日一日はがんばろう、という感じ。


残業も終わり、一目散へお店へと向かう。
2階で宴会をしているらしいが、1階はお客さんがゼロ。
おかげで、マスターとゆっくり話ができた。

仕事のストレスを聞いてもらうと、マスターからは、そもそも仕事に対する姿勢についての話をしてもらう。
「仕事があるだけでもありがたいと思え」というのが、根本的なところ。
修行時代に、ひどい目に遭いながらも、今ではお店を何年も持続している。
実績があるからこそのお説法は、心にじんと染みる。

やがてお客さんも、チラホラと入ってくる。
すっかりデキあがってしまっていたので、初対面でもお構いなしに、話しかける。
こうして、話し仲間ができるというのも、このお店の楽しいところ。

後半は、日本酒をグイグイと飲む。
日本酒飲むと泥酔しがち、と何度も経験しているが、今回はあらかじめ飲むと決めていたのだ。
おかげで、自分でも気持ち悪いくらいに上機嫌となっていた。


しかし、調子こきすぎて、終電を乗り過ごす。
どうせタクシー使うならもう1軒、とわけのわからない思考回路がまわり、気がつけば地元のバーへ。
最近、地元のバーへ寄りすぎである。
ちなみに、最近よく行く「Loose」ではなく、今回は「アルジェント」へ。

さらにウィスキーのロックを飲んだせいで、記憶はそこからリセット。
ひたすら店の人と話していたはずだが、内容をまったく覚えていない。
途中で少し眠ってしまったらしく、気がつけば午前6時!
おかげで、行楽日和である今日は、午後5時まで眠ってしまっていた。


目覚めてからは、えもいわれぬ罪悪感に襲われる。
特に2軒目のバーでは、長居したうえに、おそらくしつこく店員にからんで嫌な思いをさせたかも知れない。
何か申し訳ないし、自分が情けないし。

お酒の自粛はしないけれども、飲んだ後に地元のバーで飲みなおすことは、しばらく自粛したいと思う。