年末のお話となりますが。
29日は夜、あつし君らと裏なんばへ。
裏なんばへは、今回で2回目。
前回はさらっと歩いた程度だったが、今回はくまなく歩いてみた。
年末ということもあるが、えげつない人!
昔は、明らかにこんなに人はいなかった場所なのに。
ここええな、と思ったお店は、どこも一杯。
何とか空いているお店をと、30分さまよい、1軒目は立ち飲み屋。
立ち飲みといっても、奥に通されたテーブルは、イスがついている。
つまみはジャンルが広く、珍しいものが多い。
焼酎の種類はやたら多いが、誰も焼酎は飲まず、ひたすらビールを飲む。
ビールの値段も安くいい店なのだが、スピーカの音量が大きいのが残念なところ。
バーだし、客の回転をあげるためなのはわかるが、もうちょっと気持ちよくおれる空間を作ってほしいもの。
ひととおりお腹が落ち着き、1時間ほどして、2軒目へ。
あいかわらずどの店も埋まっているなか、あやしげなビルに少し入り込んだところの、薄暗いお店へ。
カレーがメインと書かれていたが、どうやらブルースのバーだそうな。
フードメニューのほとんどが品切れ、という驚くべき事実は、着席してから知ったこと。
マスターは、ひたすら常連さんと話をしている。
居場所がない!
ということで、1杯飲んでさっさと退散。
仕切りなおして3軒目は、1軒目の向かいにある、日本酒の立ち飲み屋さん。
カウンター越しから見えるガラス戸に、ずらっと日本酒が並んでいる。
日本酒のメニューはなく、直接日本酒を指定するか、どんな感じのお酒がいいかを指定するシステム。
ちなみに、たくさんある日本酒のうち、注文できるのは封を開けたもののみ。
つまり、開店時と閉店時で、頼めるお酒が変わることが、ざらだそうな。
つまみは、いずれも日本酒にあいそうなものばかり。
ここでは、まわりのお客さんとやたら仲良くなれる。
お店が狭いうえ、店員さんも少ないため、料理をお客さん同士で手渡しする必要があるのも、その一因だろう。
やっぱりええわ、裏なんば。
今年も、スキがあれば訪問したいものである。