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キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

晩秋!広島廃墟~(2)O島編~

昨日の続き。
Nホテルを堪能した翌日は、さらにO島へと向かった。
なお、「O島」と一部名前を伏せているけれど、けっこうメジャーな場所なので、名前は公開しても問題ないんだけれどね。
「廃墟=伏字」というのが業界の風習なので、それに従います。


出港より30分前にフェリー乗り場へ着いて、驚愕!
すでに、長蛇の列ができている。
最近、観光キャンペーンやらマスコミで大々的に報じられているらしいので、思いっきり人気化しているらしい。

上陸後も、すでに島にいる人の多さにうんざりする。
いや、だって廃墟散策のコンセプトと、真逆やもん。

この島の名物である、大量に繁殖したうさぎ達を見つけるや、持参した野菜を食べさせる。
基本、動物がニガテな僕も、ついつい顔がほころんでしまう。
だって、かわいいんやもん。


少し歩いては餌付け、をくり返しつつも、本分は忘れず。
島のほうぼうに残る遺跡を見ては、感嘆する。

この島には、大きく2種類の遺跡がある。

1つは「毒ガス工場」。
化学兵器の製造を隠蔽するために、この島が日本地図から消されていた事実は、有名な話である。

もう1つは、「要塞跡」。
日露戦争時などに築かれたもの、らしい。
要塞といえば、瀬戸内海の島々にも多く見られるが、きれいな姿で残っているのは珍しい、とのこと。


はじめは海沿いの道を歩いては遺跡を眺めていたが、途中から勾配のある坂を上って、高台にある遺跡へ。
前日の散策ですっかり体を酷使していたので、もう辛くてたまらない!
展望台にたどり着き、瀬戸内海の絶景を眺めつつ、群がってくるうさぎをけん制しながら食べる昼食は、最高である。

って、あまり廃墟のこと書いてないな。
正直、観光地化されて、管理されている物件だということ自体で、廃墟としての魅力は半減している。
とはいえ、スケールの大きな建物跡は、見ていて美しい。
これが、人々から完全に忘れられた島で、たまたま散策したら見つかったなら・・・なんてロマンを頭に描きながら、妄想の中で楽しい廃墟散策をしていた。


といったところで、実に満足のいく廃墟ツアーができた。
次回はいつになるか、どこへ行くかは未定である。
メンバーが必死に情報収集していたのが2年前とか3年前なので、その数年で新しく発掘されたネタはあるはず。
じっくりと情報を集めていくところから、はじめていければと思う。