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キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

晩秋!広島廃墟~(1)Nホテル編~

連休あればキックボードで旅、というのが今年の習慣であったが、さすがに11月は寒い。
ということで、久しぶりに廃墟散策へ。

金曜の夜から広島に出発し、土日で散策。
土曜に向かった先は、現存する日本の廃墟でも、もはやレジェンドと名高い「Nホテル」

高原に築かれた、温泉施設や遊園地、キャンプ場などの一大レジャー施設。
バブル期に造られながらも、客足は見る見る途絶え、バブル崩壊を待たずに破綻した。
今でも、ホテルと別荘が残っている。


午前11時半、登山道の入口へと到着。
手元の地図を頼りにひた進むも、わずか10分で手詰まり。
途中の分岐で、道を見過ごしたのだ。

急坂を戻り再出発すると、10分ほどで別荘廃墟を発見。
一気にテンションをあげつつ、さらに進むと、建物が2つ、目の前にあらわれる。

まずは、入りやすい3階の建物から。
1階は、イスが大量に置かれているものの、たいした残留物もなし。

2階は、ゲームセンター跡。
崩壊が激しいものの、昔なつかしいメダルゲームの機種がたくさん残っており、ノスタルジーを覚える。
廃墟とは別に、昔のゲームセンターのゲームというのも、個人的には好きなものなのだ。

3階は屋上で、眺望が美しい。


続いて、向かいにあるホテル跡。
はじめて見たときはピンと来なかったが、崖に面して作られており、階下に下りていくことで、その規模の巨大さがわかる。

中はほとんどのガラスが割れており、天井も朽ちており、荒廃がひどい。
廃業後30年でこの有様なら、もし経営が続いたとて、今の時代まで持続できなかったのではないだろうか。

格子で道がふさがれたり、階段が崩落していたりで、建物の中をさまようさまは、まさにロールプレイングゲーム
ようやくたどり着いた場所は、この物件いちばんの見どころである、大浴場。
いくつもの種類の風呂が、立体的に造られている。
何よりその規模の大きさは、現存する温泉施設にも、これを上回るものはないのでは?


・・・というところで、散策終了。
再開などのウワサがあるも、建物の撤去だけでも莫大なお金がいるだろうし、まずありえないだろう。
といって、この建物が完全に崩壊するのも、時間の問題だろう。
まだ「廃墟」としての値打ちがあるうちに、散策できてよかった。