キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

山空海居酒屋

先日のウラなんば飲みで、「商売するなら何をする?」という話題があった。
僕の場合は、飲み屋さんである。
長生きが難しいとか、さまざまな知識やスキルが必要とか、リアルなことは度外視。
自分のやりたいことを具現化できる、という自由さが何より楽しいかな、と。

その話を思い出し、では具体的にどんなお店にしたら楽しいだろうかと妄想しながら、今日は仕事をしていた。
フマジメですいません。

リアル度外視とはいいつつ、若干の採算面なども考慮しながら、いろいろアイデアが出てきた。
ええ、もちろん商売のシロウトなので、穴だらけやと思います。
「それはおかしい!」とか項目ごとに目くじらたてず、温かい目で読んでやってください。

【コンセプト】
アウトドアをイメージ。
BBQではなく登山の昼食をイメージした、いわゆる「山メシ」という位置づけ。

【内装】
壁面には、空・山・高原のイラストを一面にペイント。
居酒屋やのに、まるで外におる気分を味わうため。

地面は、はめ込み式の人工芝。
「はめこみ式」なのは、飲食品をこぼして汚れた場合、その部分だけ取替えが可能なため。
土も考えたが、液体がこぼれたり、小さな落し物があったときに大変そうなので、ボツ。

観葉植物や花も、積極的に置く。
ホンモノはメンテナンスに費用がかかるため、極力造花を多め。

【客席】
基本は、キャンプ用のテーブルに、キャンプ用チェア。
しかし希望者があれば、マットをしいてザコ座りも可。

後述するが、火気器具も提供する。
基本はガスコンロだが、希望者にはワンバーナーも貸与。
ワンバーナーはやけどの危険が極めて高いので、貸す前には自己責任の旨を承諾とる。
(※ワンバーナーは盗難の心配あり。会員制などにして身分証明を行いたいところだが、そこまで面倒だと誰もやらんだろう)
(※ワンバーナーは室内の使用は基本NG。換気を焼肉屋ばりにやれば、大丈夫?)

後述するが、水道や調理場などの、炊事場を用意。

【飲み物】
缶ビールはじめ、缶チューハイ、缶ハイボールなど。
日本酒や焼酎は、ワンカップや360mlビンなど、小さなものを用意。

「自動販売機」を設置し、お客さんが順次買いに行くというシステム。
飲料提供の時間を削ぎ、人件費を削減する。
(※持ち込み対策が必要)

【食べ物】
缶詰やレトルト食品を充実させる。
賞味期限切れによる、ロスのリスクをカット。

その他は、あらかじめ洗って皮をむいた程度の野菜類を提供。
お客さんには、メニューとともに、缶詰やレトルト+野菜を組み合わせたかんたんなレシピをまとめた冊子を提供。
お客さんがそれを参考に、いろいろと作ってアレンジして楽しむ。
そのための、炊事場と火気器具。

もちろん、料理苦手な人は、缶詰のみで食べるもよし。
(※すぐ出せる一品料理も必要か)

【その他】
食後の皿洗いは、お客さんがやる必要はナシ。
ただし、アウトドアをこよなく愛する人、異性にカッコつけたがる男女などが洗ってもいいよう、炊事場にさりげなく洗剤とスポンジを置く。
また、お皿はあらかじめ多めに渡しておき、それでも足りない場合は洗って使いまわしてもらう。
店員が空いた皿を回収してまわる、という時間をカット。

食器類は、もちろんアウトドア用のカップやらトレーやら。

BGMは、小鳥のさえずり・川のせせらぎなどが入った、環境音楽
登山やアウトドアグッズなども、お店にスペースあれば物販する。
ハンモックは、置くと寝られたり汚される恐れがあるので、置かない。


実際にこんなお店あったら、僕ならけっこう通いづめるけどね。
でも冷静に考えたら、わざわざ自分で料理作らなあかん飲み屋なんて、誰が行くねん!
奇をてらいすぎですね。

いやぁ、妄想って楽しい。