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キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ホステルピンチ

ユースホステルが、ピンチだそうな。
日本で、ユースホステルの数がバンバン減っているそうな。


ユースホステルとは、ざっくりいえば、相部屋タイプの安い宿。
素泊まりであれば、2,500~5,000円くらいで一泊ができる。
ライダーからサイクリスト、バックパッカーなど、旅人にとってはうってつけの宿である。

かつて僕も、ひどく愛用したものである。
けっこう、ひとり旅の人が多いため、同じくひとり旅をしていたりすれば、そらもう最高に楽しいコミュニケーションが生まれるのである。


ピンチである原因は、楽天トラベルなどで格安な宿が予約しやすくなったことが大きいそうな。
また、「相部屋」というスタイルよりも、ひとりの空間を好むようになった、とのこと。

旅人が相部屋を嫌うなんて、けしからん!
などと、ひと昔前の自分であれば、言っていただろう。
ええ、過去形です。

申し訳ないが、僕もこの風潮どおり、ユースホステルには何年も泊まっていない。
ただ、理由としては単に相部屋が嫌い、ということではなく、相部屋では疲れがとれづらいということがある。

1日中炎天下の中キックボードを蹴り続けると、宿に着いたとき、30分くらいはベッドから動けなくなる。
で、回復してから風呂だの食事だのを済ませると、そこそこいい時間になる。
ここに他の人とのコミュニティとなると、寝る時間も少なくなるので、翌日起きられなくなるのだ。
年齢を言い訳にしたくはないが、否定できないことは事実。


で、僕が考える原因は、単に若者の「旅離れ」ではないか、と思う。
ひとり旅をしていると、昔なら3日に1度くらいは、自転車に大荷物を積んだ旅人を見かけたものだ。
が、今は数年に一度、見かけるかなという程度。
まぁ、「自転車の旅人」=「旅人」というのは、いささか短絡的すぎる発想であるが。
あっ、でも荷物積んだライダーさんも、けっこう少なくなった気がする。

やはり、旅人同士だからこそわかり合えることもあり、孤独な気持ちを埋めてくれる、ステキな場所である。
金額が問題なら金額を下げる施策とか、予約のしやすさ改善なら予約システムの導入とか、相部屋が不人気ならロビーなど共同空間を残しての個室の充実とか。
もっといえば、協会への加盟条件を下げて加盟店を増やすとか、「ユース」という言葉に引っ張られず、高齢層をターゲットにするとか。
ぜんっぜん何の対策も考えていないこと丸見えな協会側も、しっかり頭使って考えて、ユースホステルを再び繁栄させていただきたいものである。