圧倒的な人ごみの中で、考える。
なるほど、みんなお祭りに飢えているのだな、と。
土曜日は、あつし君ファミリーとオサベッチ(仮名)とで、造幣局へ行ってきた。
造幣局にある桜並木を、一方通行でひたすら歩いて通り抜ける、という、大阪では有名な春のイベントである。
えげつない人混みにもまれ、ソメイヨシノとは違ういろんな種類の桜をひらすら見る。
きれいではあるのだが、やはり人混みは心地よいものではないし、正直途中で飽きる。
それでもここまで人が集まるのは、その周辺にある屋台のおかげではないだろうか。
そらもう、これまたえげつない量の、屋台の数。
初詣でも、こんなに屋台は並ばないだろう。
で、今回の会合は、まさしくこの屋台でしこたま飲むということ。
昨年ここへ来て、やってみたいなと感じていたことが、実現されたのだ。
お花見を企画していたが、人数がそろわず急遽企画変更した、という側面もあるが。
さておき。
屋台の中には、座席が用意された場所が点在している。
とりあえず腰を降ろし、乾杯!
割高でジャンキーな屋台料理をアテに、昼から飲むビールは格別である。
屋外で飲むということや、屋台というものが日常的にないことが、うまさを際立たせてくれるのだろう。
座って飲んだあとは、歩きながら買い食いして、さらに飲む。
歩きまわると、屋台は多けれど、同じお店も多いことに気がつく。
そりゃあまぁ、すべて別の種類の食材なんて、そう揃えられるわけはない。
で、しこたま飲んだあとは、天満でさらに飲みなおし。
こういう期間限定のイベントを、飲み会のきっかけとして利用するのも、いいものである。