キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

写真価値観

ひょっとしたら、申し訳ないことをしたのかも知れない。
と、少し後悔をしている。

退社間際に、会社の登山部メンバーの1人に、写真を見せてもらった。
というのは、先週登山があったのだが、僕は参加していなかったことによるものである。

デジカメを借り、写真をパラパラと送る。
で、ひととおり見終わったのは、ものの数分。
1枚あたり、1秒かかるかかからないか、くらいの速度である。
途中、エピソードのある写真についてはじっくり見たが、それ以外をえらい高速で見飛ばしたことが、もしかすると失礼ではなかったかな、と。

けっこう他の人って、他人の写真を見るときって、1枚ずつ吟味しているな、ということに、気がついたからである。
ただ、僕は自分が撮影するとき、通常の人の10倍くらいは撮る。
そのため、自身の写真を見直すときは、それこそパラパラマンガを見るくらいの勢いで送ってしまうのだ。


前置きが長くなってしまったが、ようは写真というものに対する、人の価値観ってまばらであることに気がついたのだ。
人によっては、それこそ1枚に入魂して、少ない枚数で撮影したり。
「ここが撮影ポイントです」というところでしか、撮らなかったり。
常に、自分も入れて撮ったり。

そういう僕自身は、上記にあげたいずれのパターンも、ひととおり体験している。
で、最近のスタイルが「風景が変わったり、何かしら感じることがあれば撮る」である。
ようは、けっこう数を撮るということ。

しいて言うなれば、「何かしら感じること」という部分。
たまたま旅先の風景が地元のものに似ていたり、旅先でちょっと長めの休憩をとったコンビニだったり。
他の人が見て「?」となるものでも、自分にとったら「あったな~、ここ」と当時の気持ちを思い出すことができるのだ。

写真の価値って人それぞれであるが、デジタルで管理できるこのご時世ということもあり、がっつり取りまくる手法は、けっこうオススメである。