キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

しゅじぃ

高熱にうなされているときは、おかしな夢を見る。
とりわけ昨夜は、しこたま難しい仕事をこなし続けるという、地獄のような夢であった。
ある意味、現実でも起こりうることなのだが。

ということで、体調不良のため、今日は会社を休んだ。
朝食を食べて少し落ち着いてからは、病院へ。

向かった先は、昔からよく行っている内科である。
昔といっても、今は引越しをしているため、内科までは遠い。
バイクで10分ほどの移動は、体調不良の身にはキツい。
それでもそこへ通うのは、熱があるのに病院を探す元気がないことと、昔から通う病院へ行ったほうが何となくいいという感覚である。

病院での待合で、多くの人が受け付けに来る。
そのときに、多くのお客さんが「ここ昔から来てる」という言葉を発する。
あらためて、「主治医」という存在が大きいのであろうことと、なぜ大きいのかという疑問が頭をよぎる。

まぁ、おそらくカルテで病状の管理をしているので、ちょっと特殊な病気なり持っている人であれば、診察が早くで済む。
薬だけもらいたい人も、診察なしに前と同じものがもらえる。
ただ、それだけのメリットなのであれば、現在僕が持つ「病院までの距離が遠い」というデメリットを考えたら、病院を変えるべきなのだろうか。


あと思うのは、カゼごときで病院へ行く必要はあるのか、ということ。
カゼなんて、言ってしまえば、たいがい1日しっかり療養すれば治る。
市販の薬でも、ある程度は病状をやわらげることができる。
にもかかわらず、病院で診察を受け薬をもらえば、1,500円近くのお金がとられる。

と考える反面、今は薬がばっちり効いて、だ液を飲みこむのも苦痛だったノドの痛みが、ウソのようになくなった。
これがなくなっただけでも、かなりのメリットである。
悔しいけれど、自然治癒能力を望めるほどの若さはもうないだろうし、やはり病院はしっかり行くべきのようだ。


そろそろ熱がぶり返すだろうし、再び寝床へと戻ろう。
明日会社へ行けば、今日休んだぶんの仕事が待っているだろうし、また今夜も夢にうなされそうだ。