キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

BQ静岡旅行~その2~

昨日の続き。
まだ伊豆高原にいます。


怪しい少年少女博物館
15分ほど歩き、次のやって来たのが、伊豆高原での本命「怪しい少年少女博物館」。
もう、名前からしてB級スポットであることがわかる。
入り口手前から、変な仮面をかぶったペンギンの巨大像、手作りの神社、気持ち悪い人形数体があり、不安感をあおる。
こんなウサンくささをただよわせながら、入場料は1,000円と強気である。

入り口に入るや、いきなり物販コーナーからはじまる。
昔のおもちゃなどレトロなものが多いな、なんて油断してはいけない。
足元には、エロスに関する文献が、びっしりそろっている。
子どもも入場するのに、こんなん陳列するなよ。

もう少し中へ入ると、別世界。
いろんなモノが、ぎっしりと陳列されている。
昔の衣装(?)をまとったマネキン群から始まり、大阪グッズ群、古代エジプトを思わせる置物群、昭和のレトロ雑貨群、フィギュア群、など。

何の案内板もなく、とにかくただ所狭しと並べてあるだけ。
また、フロアの要所に観葉植物やらマネキンも置いてあり、まったくもってコンセプトがわからない。

まさかの2階もあり、2階は妖怪やらオカルトなモノのが多数。
妖怪においては、一体ずつが大きく精巧にできており、かなり高価なのではと思われる。

再び1階へ戻ると、奥に「怪しい夜の学校」なるお化け屋敷がある。
真っ暗な空間の中で、センサー仕込みで次々とアトラクションが作動する。
何かなつかしいというか、昔の遊園地のお化け屋敷って、こんなクオリティだったような。
ただ、ジャンルがバラバラなマネキンが並べられているだけとか、開いたドアから用を足している人が見えるとか、一品ずつが残念である。

これで1,000円・・・
ただただ、病的なコレクターさんのひけらかしを喰らっただけのような。
姉妹店もあるそうだが、本店ともども、おそらく一生足を運ぶことはないだろう。


網代でお宿】
何とも言えない気持ち悪さを抱えながら、熱海方面へ戻り、途中の網代駅を下車。
お宿に電話し、送迎してもらう。
ここは釣りのメッカらしく、台風が近いというのに、釣り人がびっしりといる。

お宿は、全体が5部屋という、小さなところ。
とても、温泉宿には見えない。

到着間もなく、まずは温泉を堪能することに。
お風呂は全部で3つもあり、うち1つが屋上の露天風呂。
もちろん露天風呂へ向かう。

気持ちいい!
残念ながら日は落ちたものの、海の向こうにある熱海の灯りが広がる。
何より、民家の一角だというのに、素っ裸でおられる開放感。
塩辛いなかにほんのり硫黄の香りがするお湯は、湯上りも体を温かいままでいさせてくれる。

そして夕食は、海の幸をふんだんに使った懐石。
お造り盛り合わせ・金目鯛煮つけ・かに・もずく・酒のチーズ蒸し・塩辛、などなど。
ひと口ごとにしあわせ、ほんま絶品!
一泊二食で10,000円とあるが、この食事だけでその半分以上の価値はあると思う。


1日目、ようやく終了。
またまた続く。