有給はとったものの、さて何をしたものか。
という悩みを、最近になって持つようになった。
20代のころは、やれ温泉でしっぽりしたり、1日中バイクでテキトーに走り回るだけで、満足感を感じられた。
が、今はそういうことをしていると、何か空しくなってしまうのだ。
なんもせんとボーっとしているこの時間、何？みたいに。
そんな有給を今日取得していたのだが、ムダにしたくはないので、対策をとることにした。
ノートに、現在自分がやらないといけないこと、やりたいことを、書き出す。
特に、「これ後でいいや」と後回しにしていることを重点的に。
で、「項目の50％をやりきる」と決めるのだ。
とりあえず書き出したのは、15件。
不要な銀行口座の解約であったり、自身のホームページ更新へ向けた作業だったり、買い出しだったり。
いずれも、早くて30分、遅ければ半日以上かかるもの。
これらを、1日のうちどこにやるか、ざっくり頭の中で組み立てて、今日の休みにいどんだのだ。
結果としては8件、ギリギリながらも目標を達成。
しかし目標を達成したことよりも、明らかに時間を有効に使ったことと、必須作業の軽減につながったことに、強い満足感を覚える。
なんか1日がんばったな、という手ごたえ。
もう少し言うなれば、デスクワーク的なことは集中力の高い午前中、外出を要する作業は太陽の光を浴びて気持ちいい昼間、など大枠で戦略を考えながら、計画を立てたこと自体も楽しかった。
1日中、少なくとも通常平日では見られない風景をたくさん楽しめたのも、よかったと思う。
思いつきながら、このやりたいことリストを作って消化する手法、なかなかいいかも知れない。
有給にこだわらず、土日なんかにも採用してみたらどうかな、と思う。
