キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

九州旅行【4日目】長崎~伊万里

キックボード旅を諦めた、翌日の日記。

【05:30】
旅をあきらめた、とはいえ、早起きの習慣はそうなくなるものではない。
また、長崎駅よりキックボードで2時間ほど北にある宿に泊まったせいで、おのずと今日も2時間走って、駅へ行く必要がある。
バスもあるのだが、あえてキックボードで走るのは、中断した旅の未練か。
朝方は雨も降っていなく、順調に長崎市へ。

【10:00】
長崎市へ到着。
キックボードを実家へ送り返したいので、ついでに土産も買って送ろう。
ということで、駅ビルにあるおみやげコーナーに入り浸る。

おもしろい!
そう広いわけではないが、店舗ごとに置いてあるものに、かぶっているものがほとんどない。
つまり、商品の種類としては、かなりの数である。
それらを吟味しては、値段お相場を知り、値段比較しているうちに、あっという間に時間がつぶれる。

【12:30】
何とか必要な土産を買ったあとは、駅ビルに併設しているスーパーへ。
惣菜屋で昼食を買う、というのも、旅の名残かも知れない。

買ったものは、「長崎皿うどん」「長崎焼きそば」、そして「ハトシ」。
「ハトシ」とは、エビのすり身を食パンではさみ、揚げたもの。
いずれも、うまい!
ハトシは、はじめて食べるはずなのに、どこかなつかしさを感じる、不思議な味と食感である。

【13:30】
電車に乗り、宿のある伊万里市へ。
宿は、キックボード旅で寄るはずだった場所をすでにおさえているので、こうして移動しなければならない。

電車の中では、風景を見たり本を読んだり、意外に退屈はせず、むしろ楽しい。
いわゆる「乗り鉄」のケがあるのかも。

しかしながら、外はそんなに雨が激しいわけではない。
これなら、走れたかも。
というか、数年前までなら、ムリしてでも走っていたはず。
などという後悔の念が、とめどなく襲ってくる。

【17:30】
伊万里へ到着。
駅前は、栄えてるんだが、廃れているんだか、よくわからない規模の開きっぷり。
町のあちこちに伊万里焼の置物が展示されている、ということ以外は、よくある地方の町である。
ひとしきりぶらぶら歩いたが、特に興味をひくものはない。

晩飯は、何を血迷ったか、スーパーで売られていたファミリー向けの馬刺し。
3割引とはいえ、1,300円というわけわからん贅沢は、いかがなものか。
うまい!と思えるのは、はじめの3切れあたり。
あとは、いつ飲み込むかわからない、スジの多い生肉と化す。


なんて日記があと2回ほど続きますので、ご興味のない方は、ぜひとも日記の閲覧を来週までガマンくださいませ。