キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

かきと離島・日生旅!~後編~

「鴻島(こうじま)」を散策し、宿でたらふくごちそうを食べた旅行、2日目。


【さらば鴻島】
2日目は、朝風呂が用意されていた。
大浴場とかではなく、家庭の風呂を少し大きくした程度ながら、こういった気づかいはありがたい。

朝食は、やはり品数が多い。
昨夜さんざん胃がやられてしまっているため、半分も食べられなかった。

そして宿を出発、港まで車で送っていただいた。
出港の際、宿から旗をふる、とのことだったので見てみると、確かに白い旗をふってくださっている。
正直、目が悪ければ見えないだろう程度に小さく見えるだけなのだが、定期船が出港した後も、ずっとふってくださったのは、本当にありがたい。


【航海】
日生まで、来るときは15分だったが、復路はいろんな島を経由する必要があり、1時間かかった。
船内で寝ていてもよかったのだが、せっかく1時間もあるのだしと、外に出てひらすら写真撮影。
やはり鴻島は、離れて見ると、カラフルな建物が並ぶ姿は滑稽である。


【ひなせかき祭り】
日生港へ到着し、今回の旅行のメインである「ひなせかき祭り」へ。
会場である「五味の市」には、人がびっしり。
昨年は、祭りをしていない時期だったので、ここまで人はいなかった。

かきをはじめ、各種海産物を売っている市場は、歩くのが困難なくらい、人だかりがすごい。
さらに、市場の前には、たくさんの屋台が立ち並んでいる。

かきに関連するものばかりか、と思えば、たこ焼きとかわたがしとか、ごくプレーンな屋台がけっこういる。
で、けっこう繁盛している。
他には、近隣の観光協会が、名産品を出していたり。
とにかく人ごみを歩くのは大変だが、見ているだけでも楽しめる。


【浜っ子作業所】
「五味の市」から少し離れた場所に、「浜っ子作業所」という施設があり、そこでは独自のかき祭りが行われていた。
シロウトのおばちゃん達が、必死に料理と客をさばくさまは、バザーという呼称がぴったり。
ごく小さな場所なのだが、ここもなかなか繁盛していた。

というのも、単価が安い。
焼カキ1つ50円、かきフライ1つ50円、かき汁100円、ミニかきおこ100円、カキたきこみごはん100円、カキフライカレー300円、などなど。
もちろん、カキは大きくプリプリのもの。

安すぎるやろ!
昨夜の暴食がたたって、まったく食欲わかないことが、ただただ悔しい。
せっかく電車で来ているのだから、ビール片手に、すべて制覇したいものである。
何にしても、食べ物は「五味の市」なんかで割高のものを買うより、こっちで買いまくったほうが絶対によい。


とまぁ、こんな感じ。
来年は祭りの日を避けて、昨年のように、BBQコーナーでたらふく焼カキを食べたいな。
あと離島はひととおりまわってみたので、何か趣向を凝らしてまわる術を考えなければ。 ᦛ