キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

みわ

おはようからおやすみまで、まとわりついてくる甥っ子。
胃薬が手放せないほどの、食攻め。
この苦境を味わうと、さすがに正月を感じるようになる。

今日は朝から、姉夫婦とともに、初詣へ。
毎年変わる行き先であるが、今年は奈良県桜井市にある、「大神神社」へ。
かつてパワースポットとかいう、わけわからんブームの際、なかなか有名になった場所である。
かなり歴史が深いことや、山をご神体とあがめていることが有名だそうな。

そんな僕も、一度だけ足を踏み入れたことがある。
が、まだパワースポットとかいう言葉がないころ、名水くみというわけわからん趣味に溺れていたときにである。
ここでは、わき水が飲めることも、ひそかに有名だそうな。


国道から、遠くにいても見えるくらいの大きな鳥居をくぐり、参道へ。
言わずもがな、人も多ければ、露店も多い。
このあたりは「三輪」という地名で、そうめんが有名なので、そうめんの加工での切れ端である「ふし麺」が、あちこちで売られているのはちょっとユニーク。

本殿まで、やや歩くことが必要であるが、急坂があるわけでなく、そう距離があるわけでなく、比較的行きやすい。
本殿から少し横にある「なでうさぎ」という、うさぎの像をなでるというご神体も、珍しい。
おみくじは「中吉」、まぁ可もなく不可もなく。

で、帰りは近くの三輪そうめんのお店で、にゅうめんをいただく。
そもそも、そうめんはそう味があるわけでなく、おだしもお上品なので、日ごろラーメンやつけ麺で毒された貧乏舌には、途中からもの足りなさを覚える。


ただ1つだけ残念だったのが、境内でのたき火での光景。
境内の一角で、木片を集めてたき火をしているのだが、そこにやたらとタバコの吸殻が散乱している。

いやいや、神域やぞ。
「神様」という存在を無視したとしても、人の敷地やぞ。
なんで吸殻を平気で捨てられるの?

どうか、あそこに吸殻捨てていたアホどもにバチがあたり、そのぶんのご利益がその他の参拝者に分配されますように。