キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

かたのさんぽ

休みの日は、部屋で腐ってはいけない。
昨日覚えた教訓であるが、今日も変わらず、予定がない。
しかも朝起きるや、外は雨。

ううむ、とりあえず読書でもするか。
と本を開くも、30分もしないうちに、眠くなる。
読書は嫌いなほうではないが、すぐに眠くなる癖があるのだ。


そんなウダウダな午前中を過ごした後、思い切って外へ散歩に出る。
運よく、雨もあがっている。
昨日は自転車だったが、今日は歩くことにしよう。


歩いて5分、「ゆうゆうセンター」という場所で、何やらイベントをしている。
「交野市健康福祉フェスティバル」という、何とも地元ちっくなものである。
飲食模擬店と、バザーが点在している。

フリマも好きだが、こうした手作り感の強いイベントも、大好きである。
特にこういう場所のバザーというのは、置いている品物が格段に安い。
置いているものも、いかにも家から引っ張り出したものばかりで、生活感がみなぎっている。

ただ、いかんせんブースが少ない。
30分もしないうちに、ひととおりまわれる。
やはりこうなると、大型のフリマが恋しくなってしまう。


そこから近所のスーパーへ行き、総菜屋で買った弁当をフードコートで食べたのち、30分ほど歩く。
向かった先は、先週に引き続き、図書館。
といっても、前回のような大きなものではなく、ごくごく地元の図書館である。

「青年の家」という総合施設。
学生のころ、よく遊びに来た場所である。
小学校時代は図書館、中学校時代は卓球、高校・大学ではバドミントンと、何だかんだでよく利用していた。

久しぶりに来たこの図書館は、ここまでせまかったっけ?と思える。
よくよく見ると、児童書がやたら充実している。
なるほど、小学校のころとは、視点のうつる位置が変わってしまっているのだ。

で、オトナ目線で書庫を観察。
ふむふむ、なるほど。
図書館といえば、やれ図鑑だの歴史書だの、堅苦しいイメージがあったが、そうでもない。
文庫本や雑誌など、ふだん本屋で手に取るようなものが、けっこうある。
特にるるぶ等の旅行雑誌なんかは、最新版が充実しているので、ここで借りればわざわざ買う必要もあるまい。

ここで目につくのが、地元・交野市の歴史書。
書庫の一角に集められているのは、地元の図書館ならではであろう。
こういうものは、なかなか本屋で集めようにも、大変である。

こういう場所で歴史を調べて、わかりやすい表現でホームページにアウトプットするのも、いいかも知れない。
すでに交野の歴史を紹介したホームページが1つや2つあるが、そこは今までの仕事を通じての「わかりやすさ」で表現することでの、差別化を図るとか。
老若男女、幅広い年齢をターゲットにものを伝えるという意味では、テクニカルライターとしての修行にもなる。
冬場でも、家から片道30分歩いて外出する、という運動もできるし、目的を持つことで生活のメリハリも出るだろう。

という、ステキなひらめきを覚える一方、それ以前にやりたい事がたまっていることに気がつく。
思い立ったらすぐにやりたい性格であるが、やりっぱなしでものごとを中途半端に投げる性格も改善したいので、いつ動けばいいのやら。