キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

弾丸!香港旅行~3日目~

さてさて、ファイナル。
文章は長いので、写真だけでも楽しんでくださいませ。


【朝食1】
初日とは違い、昨夜はすぐに眠れた。
それほどまでに、疲れがたまっていたのだろう。
何だかんだで、1日ほぼ歩きっぱなしなのだから。

午前8時に起き、朝食は近くのおかゆ屋さん。
言葉が通じず、メニューの漢字をあてに注文すると、牛肉とピータンのおかゆが出てきた。
ピータンは、苦手である。
全体的に味付けもイマイチ。

しかし残りの2人のものは、おかゆにしょうがの香りがきいていて、いずれもおいしい。
何か昨日から、僕の頼んだものはハズレが多い。


【朝食2】
さらにもう一軒、点心のお店へ。
満席ながら、店員さんのいざなうまま向かった先は、何と厨房。
この商売魂、日本もぜひ学ぶべきだ。

大きな肉まん2種類を頼むも、具の味がうすくて、いまいち。
ただ、小籠包はうまい。


【スーパー】
海外で必ずやることは、スーパーへ行くこと。
異文化を感じられることもだが、お土産が安くで手に入る。
その点、他のメンバーも意見が合致し、スーパー探しへ。

1軒目、宿のすぐに発見。
うわさで聞いていたとおり、「出前一丁」が9種類もある。

さらに2軒目へと移動する途中、野菜やフルーツを売る通りを発見。
まさにアジアの屋台、といった趣で、雰囲気だけでも楽しめる。

2軒目のスーパーは、1軒目と同じ系列のお店で、少し広い。
ベルギービールの種類が豊富で、しかもかなり安い。
買い占めてやりたい気分だが、さすがに持って帰れないので、残念である。


【昼食】
昼食は、ラーメンを食べる。
といっても、麺もスープも、日本のラーメンとは違った味。
正直、日本のラーメンと比較すると、ずいぶん劣る。
が、香港で今まで食べたものを考えると、おいしい部類になる。


【回廊】
そこから、香港の駅へ移動。
途中の回廊で、珍しい光景が。
回廊の両側にびっしり、女性が座っている。
ごはんを食べたり昼寝したり、女子高生の休み時間のような光景。

あつし君いわく、出稼ぎのフィリピン人が、昼間こうして外に出ているのではないか、とのこと。
それにしても、圧倒的な人口密度で長蛇の列が連なっているのは、見ていて圧巻である。


【金魚街】
さらに歩くと、ひたすら金魚と金魚用品のお店が集まる通りがある。
そこまで需要ある?と思えるほどの、店舗の数。
それでも人通りがそこそこあるのが驚きである。


香港島
電車で海を渡り、香港駅へ到着。
海をはさんだだけで、街の模様ががらりと変わる。
まさしく大都会というか、きれいで高いビルが立ち並ぶ。

駅から少し歩くと、急坂が続く。
古い石段はアジアちっくでありながら、洋風のバーなどが立ち並び、イギリスの植民地であった爪あとを見るよう。

もう少し奥へ行ったところに、「泥棒市」と呼ばれる、骨董品の並ぶ通りがある。
小物はもちろん、でかい大仏の頭とか、普通にお寺で祭られていてもおかしくない珍品が並ぶ。

そこからさらに奥へ行き、夜景を見に行く。
夜景を見下ろせる場所までは、電車が出ているのだが、何と1時間待ち。
今日中に日本へ帰らないといけなく、とても時間が足りない。

高台は無理でも、せめて何かしら夜景は見たいので、フェリーに乗って海の上から見ることに。
どこか古い趣のあるフェリーからは、夕方なので夜景とまではいかないが、とてもよい景色が見られた。


【ラストスパート】
再び宿に戻り、預けていた荷物を受け取ってからは、お土産を買うべく男人街へ。
ただ、飛行機の時間の兼ね合いで、あまりゆっくり見られない。
とりあえず、買おうと決めうちしていたものをサクッと何品か買ってから、あわてて飛行場へ。


とまぁ、最後はドタバタしつつも、何とか無事日本へ帰国。
ちなみに帰国後すぐ、NHKLCCの乗客に対してテレビのインタビューをしており、それを受けた。
が、後日テレビを見ると、LCCの特集はあれど、まったくもって映らなかったプチエピソードもあり。
日本に帰ってから改めて、「あれは買っておくべきだった!」と思える品をいくつも思い出したり。

とにかく、地震大国日本ではまず見ることのできない、ボロボロの高層アパート群の光景。
そして、夜市の品数の多さと、物価の安さ。
このあたり、もう一度くらいは味わってもいいかな、と。