キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

タイトルなし

インターネットが家庭に普及しはじめ、個人ホームページが活況を迎えるころから、疑問であった。
日記にタイトル、いる?

そもそも、「日記」である。
日記を全世界に公開している時点でもおかしいが、タイトルて!
まぁ、このご時勢であれば、タイムラインという概念があり、個々人の日記であることを判別しやすいので、ありがたいが。

さらに言えば、掲示板にも必ず、タイトルが必要であった。
個人ホームページに対しては、ほんまいらんやろうって思う。
タイトルつけるだけで悩んだ時間、どれくらいあるだろうか。


とまぁ、今日なんとなく、本当になんとなくなのだが、タイトルというものが非常に気になった。

日記に限定しての話であれば、僕はだいたい、タイトルを先に書いて文章を進める。
だいたい、何を書くかイメージしているからである。
「書く主旨からぶれるなよ」という、戒めの意味も少しある。
それでも、ぶれまくるのだけれど。

タイトルのつけ方は、だいたいフィーリングである。
けれど、必ず日記の本文とか関連していることを書いている。
一時期、いわゆる「釣り」なんて表現をされていた、「結婚します」「退会します」などと第三者が気になるタイトルをつけ、ぜんぜんタイトルと関係ない話をするってのが嫌いだったことも一因。

ただ、ひねくれものなので、何かひとひねりは入れるようにしている。
例えば昨日の日記も、靴の絵柄が「Number of the beast」というアルバムに使われているものだから、それを日本語訳にしたもの。
ひねりすぎているものが多数であるけれど。


でも本来、タイトルは後で書くほうが正しい。
その文章のテーマが限られていればそのテーマを、もしくは文章の中で特に強調したいものをクローズアップするとか。
ただ、こうなるとどうしてもタイトルが単調になりすぎて、これまた僕のひねくれた性格にはあわないのだ。
ネタバレにもつながる場合あるし。

もっと言うなれば、文章の主旨を短くまとめるという作業が、ニガテなのである。
たまに仕事でカタログっぽいものを手がけるが、タイトルつけるだけで、どれほど悩むか。
さんざん悩んでようやくひねり出したら、ボツになることも数知れず。


タイトルのつけ方のこだわりとか、みなさんはお持ちだろうか。