キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

アジアのこの街で

昨日までどうってことなかったのに、今日は朝から脚に痛みが走る。
正午を過ぎたころには、もう完全なる筋肉痛。
「もう走らん」とわかった時点で、脚も完全に電源オフにしたんだろうな。
律儀なやつめ。

そんなこんなで、まだまだ沖縄を引きずっている。
旅日記は別途書くとして、その旅日記ではたぶん書かないだろうな、と思うことを、つれづれに。


【自動販売機】
沖縄の自動販売機は、安い。
15年前、ちょうど缶ジュースが120円に値上がりしたころ、沖縄で110円売りが一般的であった。
その伝統が、いまだ残っているというか。

もちろん、120円売りもある。
が、圧倒的に100円~110円売りが多い。
大阪市内でも激安販売機があるが、それよりも多い。

あと自動販売機に、ごみ箱が設置されていないことが多い。
ごみは各自持ち帰れ、という文化?
売店の横に設置された自動販売機でさえ、空き缶を捨てられないのは困ったところ。


【売店】
15年前はコンビニがなかった、ということは前回お伝えしたとおり。
現在だいぶ増えたとはいえ、他県に比べて圧倒的に少ない。
特に、北へ行けば行くほど少ない傾向がある。

そんななか、食料の調達は売店になる。
少し年輩の方なら、「よろずや」といったほうがしっくりくるか。
これは本州でも地方へ行けばある、食料から日用品までを取りそろえた小さなお店。

本州との違いは、意外に安いということ。
2リットルのペットボトルを、ふつうに100円売りとかしているあたり、コンビニとそう変わらない。
こういう売店は、本当にタイムスリップした気分になれるので、これ以上コンビニは普及しないでいただきたい。


【外人ナンバー】
軽トラが走っているな、と思いきや、運転手が外人さん、なんてことは日常茶飯事。
米軍に支配された島なので当然ながら、外人さんが多い。

中が外人さんかどうか、運転手を見なくとも判別できる方法を、ふと発見した。
それは、ナンバープレート。

ナンバーの左にある「あ」とか「わ」とかいう一文字が、外人さんらはアルファベットなのだ。
米軍→日本人への犯罪が許容されている島だけに、アルファベットナンバーの車には特に用心したものである。


【地図で見えない人口密度】
本州などで旅する際、地図を見てだいたいそこが栄えているかどうか、わかる。
が、沖縄はとにかくわからなかった。

というのは、沖縄では電車が通っていないため。
本州では、とりあえず駅があれば、栄えていることがわかる。
それがないということだけで、けっこう不便。
昼食のタイミングとか、夕食の買い出し場所を、計画できないからである。

今回の旅で、3食も食いっぱぐれたのは、そのせいだと思っている。


【アフター旅】
沖縄とは直接関係ないけれど。
体脂肪率が、がっつり下がった。
出発前に比べ、実に8%も減である。

こいつはイカン。
今から秋だというのに、この極端な減りようは、冬場にかけての悲劇を暗示できる。
用心せな、とは思うものの、目の前に料理が並んでいるとそれができんから困ったもの。


この頭の中での余韻が、いつでも続いてほしいものだけれどね。