あかん、これは外出できる暑さではない!
と思ったころには、すでに会場をうろついていたので、そうそう後戻りはできない。
日曜日、朝から箕面へ、ガレージセールへ行った。
ショッピングモールの広場を利用したもの。
100ブース出店、とあったので、ひさびさのフリマに心を躍らせていた。
少なっ!
何が100ブースや、50ブースにも満たない、ごくごく小規模のバザーやないか。
それより、この暑さ!
暑いのはたいがい平気のつもりであったが、これはホンマにあかん。
出店数が少ないのは、この暑さのせいなのかも知れない。
早々に切り上げ、次に向かったのは、京都。
何でも、午前6時から「ガラクタ市」なるものがあるそうな。
暑さよりも、このハズレくじを引いた無念さが強い。
何としてでも、掘り出しモノを見つけてやる!
と、ようやく会場に到着したはいいが・・・
まさかの全ブース撤収!
午後4時ごろまでやっている、となっていたのに、午後2時にはすべてのブースが片づけ。
ううむ、とことんついていない。
無念さが残るうえ、わざわざ京都まで来たのでは、もう帰るに帰れない。
急遽、京都にあるイベントを調べる。
と、下鴨神社で「古本市」なるものを発見。
まぁ、これなら興味を抱けるレベル。
すぐさま、下鴨神社へ向かう。
境内にある幅広い参道の脇には、想像以上にびっしり古本が並べられている。
1店舗ずつゆっくり見たのでは、1日では到底間に合わない、というレベルの品数である。
古本といっても、いわゆる「古書」と呼ばれるものが多い。
ブックオフみたいにコミックいっぱいではなく、大阪ならかっぱ横丁・東京なら神保町に並んでいるような、古~い書籍が多い。
もちろん、そんな古~い書籍に興味があるわけではない。
が、たまに中古CDを売っていたり、昔の紙幣・硬貨、昔のアイドルグッズなど、僕でも楽しめるグッズが点在する。
まずは、ざっとすべての店舗を見る。
ひととおり見てからは、じっくり気に入ったお店を・・・と行くはずだが、ここでダウン。
とにかく暑いし、バテるし。
道のすぐ脇に小川が流れているので、そこに足をつけて休憩することに。
冷たっ!
見た目以上に冷たい水は、体中のほてりもクールダウンしてくれる。
じっとしていても汗が流れていたのに、いつしか汗が引いていた。
結局、川には30分はつかっていただろうか。
それだったら、適当な本の1冊でも買って、この状態で読めばよかった、と後悔。
まぁ、お気に入りの1冊を見つけることもままならない体力だったのだが。
結果としては、何も買わなかった。
が、ふだん足を運ばない場所に行き、新鮮な風景を見るだけでも、じゅうぶんなリフレッシュとなる。
なんぼ暑いといっても、やはり休日は外出するに限る。