気づいたころには、残り15分。
そこからの集中力は、日常生活での1時間に匹敵するのではないだろうか。
よくあることであるが、ショッピングサイト・楽天のポイント有効期限が、迫っていたのだ。
最近あまりモノを買わないばかりか、楽天よりカカクコムで商品を調べたほうが安い場合が多く、利用回数が減っている。
期限に気づくのが遅れたのは、楽天のサイトから足が遠のいていたことによるものだ。
さて困った。
ほしいものがない。
こんなときに限って、500ポイントもあるので、失効させるには惜しい。
頭をフル回転させ、何とか買うものをしぼり出す。
家電のように、性能を調べて商品を比較して、という工程が必要なものは、パス。
実家ぐらしなので、日用品も特にめぼしいものはない。
少なくとも、欲しくないものだったり、他のサイトで安く買えるものは避けたい。
けっきょく、CDなら欲しいという欲求が満たせることに気がつき、残り2分で購入。
普段、中古でしかCD買わないので、言うなればちょっとした割高な買い物。
でも、なかなか中古に並ばないし、と自分を言いくるめる。
ちなみに、DAZZLE VISIONという人たちのアルバムである。
今回の反省として、日ごろから、欲しいモノがあればメモするなりが必要と感じた。
そないモノ欲しくない、と言いながらも、生活していたら、何かしら欲しいモノや必要なモノはあるはず。
「急いで欲しくないし、いつか買えばいいや」と、後回しにしていることもあるはず。
そして急遽必要性に迫られ、買えずじまいだったり、高価で買ってしまうことも数知れずある。
いくらモノがあふれている時代とはいえ、欲しいときに入手していなければ、意味がない。
「購買」という行為を、もっと大事なこととしてとらえなければいけないな、と感じた。
そして今は、CDの到着が待ち遠しくてたまらない。