キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

だんしゃり?

断捨離、というものが好きになれない理由は、考えると数多くある。

純粋に、はやりモノだった、ということへの嫌悪感。
モノを大事にする、という日本古来の思想との相違(誤解ならすいません)。
手放した後に、再度欲しくなるという経験の多さ。
モノを手放せない、貧乏性。

好きになれない、と言いながらも、少々なりともマネごとをしたことはある。
例えば、家にあった旧ファミコンスーパーファミコンのカセットを、これでもかというくらい売りさばいた。
が、去年急激にやりたい欲が出たり、甥っ子が急にレトロゲームにハマったりと、何度も需要がわいた。
完全に、裏目である。


なので、あえて断捨離という言葉は使いたくないのだが。
最近、自分の持っているモノを、整理したくなってきた。

例えば、今まで「売る」という価値観のまったくなかった、CDと文庫。
いずれも、よくよく見てみたら、もう二度と手にすることはない、と断言できるものがけっこうある。
すべてを処分、としなくてよいとはいえ、処分することで、現在容量パンパンの棚を新調する必要がなくなる。

例えば、写真。
一時期、ネットでの現像が安いとういことと、整理している時間の楽しさが手伝い、やたら現像しては、ジャンルごとにアルバムに残していた。
が、まったく見返すこともなければ、かなりのスペースを占拠している。
ダンボールに放り込んで押入れにしまいたいところであるが、それならいっそ、捨ててやるべきなのかな、と。
合計してそこそこの金と時間を費やしたが、デジタルデータなのでいつでも見ることはできるわけだし。


性格上、こういう整理は一気にやってしまいたいところであるが、一気にやることでついつい必要なものまで手放すハメにもなりそう。
とりあえず、「明らかにこれはいらんやろ」といえるものから、片付けていければよいかな、と。
1日10分ずつでもよいから、まずは少しずつ進めてみよう。

まずは、部屋にある棚を1つ減らすことを目標にしてみようかな。