キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

岡山廃墟めぐり~前編~

炭鉱夫が住んでいたであろう古いアパートが数棟残る。
しかし、その界隈は比較的新しい住宅地が残っていたりと、何とも不思議な集落である。


【昼食:かめっち食堂】
昼は、鉱山から比較的近くにある食堂へ。
ここは、卵かけごはんが有名なお店である。

たかだか卵かけごはんのために1時間待ち、注文したのはもちろん、卵かけごはんとみそ汁のセット。
卵かけごはんはおかわり自由で、300円だというのだから驚き。

調味料はしょうゆの他に、ねぎ・しそ・のり、と3種類のダレが用意されている。
このタレを入れることで、ごはんの風味がバッと変わる。
さすがに卵かけごはんだけでは味が飽きるので、最高の工夫である。
でも、やはりタレなしでしょうゆのみで食べるのが、いちばんおいしい。

そこそこ大きめのお椀で、4杯いただいた。


【廃ホテル:L】
天気予報どおり雨が降ってきたので、比較的天気に左右されない、廃ホテルLへ。
バブル感丸出しの巨大な姿は、遠くからでは廃墟とわからないだろう。

中は、とにかくスプレーによる落書きだらけ。
ある意味廃墟らしくはあるが、非常に残念である。
残留物も、ほとんど撤去されている。

にもかかわらず「美しい」と感じるのは、全体的な構造の美しさにあるのだろう。
屋上からの風景もよいし、巨大な謎の機械も、ただただ美しい。


【宿:藤波池畔キャンプ場】
宿は、急遽探して見つけた、藤波池畔キャンプ場。
「ホンマにここか?」と思えるほど山奥に、ひときは整備された広いキャンプ場が突如あらわれる。
すぐ近くにレジャーホテルがあり、お風呂はそこの大浴場を使える。

あいかわらずの雨ながら、運動会のPTA席みたいなテントで、BBQをする。
本当は管理棟の前に木製のちゃんとした屋根があるのだが、本日先約あり、とのこと。
こんな雨だというのに、10人程度の人らがワイワイと宴会をしている。

ここでも、食後はひたすら火遊び。
というか、火をたいておかないと、寒いのだ。
燃料が完全になくなるまで、ひたすら火を眺めていた。

ちなみにバンガローは、1棟4,500円、4人用。
内装設備はなく、ほぼ寝るだけの状態ながら、しっかり畳が敷かれているし、かなり最新式のクーラーまでついている。
こいつは今後、リピート決定である。


という感じで、0~1日目終了。
続きはまた後日。