キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

えきびる

珍しくも、梅田に用事のできた土曜日。用事は夕方からではあるが、昼間ヒマだし最近休みに家で腐ることが常だったので、昼から散策をすることに。といっても、梅田でブラつけそうな場所はない。なので、久しぶりに聖地「大阪駅前ビル地下」を巡回することに。シャッターの降りた店が多いなか、レベルの高いグルメ店・やたら安い飲み屋・レトロゲームの多いゲームセンター・マッサージ屋・チケットショップなどがひしめきあっている。このコンセプトのなさがたまらず、前の会社にいたときは、会社帰りにしょっちゅうかよったものである。【変わりかつ丼】まずは空腹を満たすべく、変わりかつ丼「祭太鼓」へ。玉子とじやソースをはじめ、トマトベース・おろし・八丁味噌・カレーなど、文字どおり変わり種のかつ丼を取り扱っている。それでも今まで、ここでは普通の玉子とじしか食べたことがなかった。ので、今回はあえて「チーズトマト」を注文。ううむ、うまい!あえて味の解説などいらないだろう、想像どおりの味。イタリアンな感じととんかつのコラボレーションが、まぁお見事。ベースになっているだしが、このカップリングをうまく仲介しているようにも感じる。こいつはもっと、いろんな種類を試してみたい。【ゲームセンター】冒頭にも述べたとおり、やたらレトロゲームが多い。中学校くらいの頃にあったアーケードゲームが、堂々と現役選手として生きている。かと思いきや、幼少期に遊んだ記憶のあるアナログゲームなんかもあり、遊ばずとも心の奥底がくすぐられる。これだけ解説しておきながら、今回はレトロゲームはせず。これまたやたら多い、パチンコをした。ゲームセンターにあるパチンコなので、もちろん換金はなし。フィーバーかかればメダルが出てきて、メダルでまた再プレイができるというもの。冷やかし半分にやったら、100円で大当たり!確率変動という、当たりっぱなし状態が続き、メダルがわんさかと出てきた。何だろう、この空しい感じ。お金がかかっているのとそうでないのとで、こうも楽しみというものは変わってしまうのか。すぐさまメダルを預け、店を出た。【中古CD】中古CD屋さんも、多い。行き着けのお店へ行き、8枚購入。最近CD買いすぎかなと思いつつも、ついつい手が出てしまう。【クイックマッサージ】これも冒頭に述べたとおり、マッサージ屋。ここ数年で、やたらと店舗が増えた。昔は10分1,000円が相場だったのが、今やその半額のお店がゴロゴロしている。ただ、不安要素としては店員さんがたいがい中国人。たまにマッサージしながら、店員同士で私語をしては笑ってたりして、「まさかオレの文句?」という被害妄想に駆られたりするのだ。また、外人コンプレックスというのだろうか、「もうちょっと強く」とかいう微妙な注文を、なかなかできずじまいだったりする。さておき、全身と足ツボの60分コースで、ゆっくりリフレッシュ。といいたいところだが・・・痛い!快楽のツボというより、合気道の人が技を返すときに使うツボを、グイグイ押されている感じ。痛気持ちいのではなく、ただただ痛い。そんな刺激が、全体の3分の1を占める。もしかして、こんな地味な形の反日運動?以上、こんな感じ。さらに夕方、安い居酒屋での飲みが入れば、完璧であろう。あいかわらず、1日楽しめるステキな場所である。