キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

オトナスポーツ

残念なことである。
不定期ながら、昨年より続いていた会社のバドミントン活動が、休止となってしまった。
地獄のような中学時代のシゴキが、ようやく芽をひらいたと思った矢先に!

そんな最後の活動が、土曜日にあった。


参加人数は6人。
だいたい、いつもどおりの人数である。
3面も敷けるコートにこの人数は、やはり解散も仕方ないと思える。

毎年この時期は走りこむなりプール行くなりで、冬の肉を筋肉に固めるのだが、残業続きでそれどころではなかった。
なので、本当に運動不足。
ただただケガが怖いので、ストレッチを思いっきり長くやり、はじめの1時間はあんまり動かなかった。

しかしそこからは、試合の連続。
けっこう休みの多いメンバーだっただけに、珍しい現象である。


最後でありながら、初参加者のKMさん(仮称)が、よくがんばっていた。
というのも、中学時代はバドミントンをしていたそうで、本当に久しぶりだったらしい。
動きを見ていたが、要所要所でとりにくい場所へ打ち込むセンスが、ものすごい!

ただ、はじめからバカスカ打ちまくっていたために、30分でダウン。
楽しみにしていたシングル戦も、はじめからKMさんがバテていたため、途中で中断となった。
たぶんレベル的には、ちょうど同じくらいだと踏んでいたのだが。


そういえば、僕もオトナになってバドミントンをはじめたころは、すぐにバテてたっけ。
今回は、試合数が多いにもかかわらず、あまり強く疲れを感じなかった。

なるほど。
経験を積むことで、自分の体力の限界を知り、そのうえで無意識にセーブしているのだ。
毎日走り回っていた中学校時代の動きを、年に数回スポーツする30代で再現しようとしても、無理に決まっている。
拾うにはダッシュが必要なシャトルを、いっこもとらなくなったし。


何ごとにも、歳相応が必要やね。
ということを感じながら、その後6時間居酒屋で飲み続けた酒の量に、歳不相応さを感じざるをえなかった。