キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

バック・トゥ・ザ・チューニー

あいかわらず、時世が前後します。
日曜日、ツーリングを終え、ゴンタ家に招待されたときのお話。

焼肉をいただき、しこたまビールをいただき、子どもらとも遊び、すばらしき厚遇にもてはやされました。
ご満悦でございます♪

いろんな話で盛り上がったが、やはり大半が、学生時代のころのお話。
盛り上がりついでに、おもむろにゴンタがもって来たのは、中学校の卒業アルバム。
まぁ、なつかしい面々の写真を見ては一喜一憂、なんてことは書かなくともわかること。

それよりも、印象深いものがあった。


寄せ書き。
最後に、同級生に書かれた、寄せ書きの欄である。
そう、そこには僕の書いた文章が残っているのだ。

まずは、寄せ書き欄にフツーに書かれている。
そして、寄せ書き欄の欄外に、環状にずら~っと書かれている。
さらに、校歌の書かれたページの下に、ぎっちりと書かれている。

気持ち悪っ!
1人で、普通こんなにも寄せ書き書くか?
昔のことながら、本当に気持ち悪く感じた。


文章の内容は、実に中学生らしい、傲慢で自意識過剰で、内輪ネタのオンパレード。
ビールでは顔色変わらないのに、これを見たとたん、顔が真っ赤になった。
いやいや、文章が稚拙なのは仕方ないんやけどね。

でもよくよく見ると、接続詞の使い方とか、最後に自虐的な落とし方をしているあたりが、今の僕の文章と似ているのだ。
おおまかな文章のクセは、このときすでにあったんやね。
タイムマシーンに乗って、「お前ライターなるから、もっとしっかり文章勉強しろ!」と言ってやりたい。


ゴンタと昔の話をするときは、たいがいお互いの断片的な記憶を、拾ってはつなぎ合わせる作業となる。
しかし、当時ブログなんてものが存在し、それを閲覧できる環境だったならば、もっと具体的に昔がよみがえるだろうし、話題も今以上に尽きないことだろう。

記憶を形作る作業として、これからもマメに日記は書き続けたいものである。
「文章長い~」と、ぼやかれながら。