「断捨離」という言葉が、ちょっと前に流行っていた。
いらないモノは捨てよう、という整理術の1つである。
どうも好きになれない僕は、単に貧乏性なのだろうか。
処分するかどうかに困っているものが、1つある。
買ったときの直感から、思わず「男前」と命名したアイツ。
そう、彼はCRM50、オフロードバイクである。
2008年5月に手に入れてからというもの、林道をガンガン走り、レースにもガンガン参加した。
最後に乗ったときは、はじめてレースで表彰台に立つという快挙をおさめた。
しかしそれからというもの、パッタリと乗らなくなった。
理由は外部要因というよりは自分の気持ちの問題であり、いまだに明確に「これ！」という原因がわからないでいる。
もともとメカオンチなので、バイクいじるのがニガテ、ということが大きな原因なのかも知れない。
1年も乗らんなら、売ればいいやん。
というのは、ごもっともな意見。
でも、また乗りそうな気も、せんではない。
げんに、あつし君から別のチームからのお誘いがある旨を聞いている。
そこのチームに、ギャランティが発生してでも僕のバイクをきっちりメンテしてくれる人がいれば、とりあえず顔を出してみたくは思う。
ただ、それもけっこう先の話だとか。
なので、今いったん手放して、ホンマにやるときにまた別のバイクを買えばいい。
というのが、いちばん賢明と思われる考え。
が、その場合今のバイクを買い取りにするか下取りにするかで、金額が万単位で違ってくる、はず。
それに、ホンマに再始動するのであれば、小柄なのにパワフルで、公道も走れて、ジムニーにも乗せられるマシンはこいつ以外に考えられない。
一時期的に手放すだけで、何万もムダにするってのも、いかがなものだろうか。
そんなことをずっと考えているため、けっきょく手放せないでいるのだ。
バイクならまだしも、服とかもそんな感じで、増える一方。
母親のバッシングも、増える一方。
誰か、10万円くらいで買ってくださ～い！
