キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

葛藤カメラ

先日mixiでつぶやいていたのであるが、今コンパクト一眼デジタルカメラ(以下コンデジと記載)の購入を考えている。
と書くと、どの製品を買うか迷っていると思われがちであるが、そうではない。
ある1機種について、迷っているのである。

というのは、先週会社の催しの際、会社の先輩が催しの撮影を命じられていて、自前でカメラを持ってきていた。
そのとき、「このカメラ使ってへんから売ろっかなぁ~」とつぶやいていたことが、そもそもの始まりである。
何の考えもなく、「売るなら僕にっ!」と声をかけたのだ。


機種は、4年前に発売された「オリンパスE410」という機種。
一眼なのに軽い、ということが、当時から定評だったらしい。

前々から、この手のカメラが欲しかったのだ。
コンパクトデジタルカメラ(以下コンパクト)を持っているし、何よりタフネスという面で、重宝している。
しかし、一眼で撮影した写真とは、仕上がりがまったく劣る。

といって、がっつり10万円以上もかけて本格的なものを買うほど、興味が向いていない。
だって、機械オンチやもん。
それならまず、価格も安く、そこそこ一眼の操作を覚えられてコンパクトより画質のいいモノがとれる、コンデジが欲しいというわけ。


需要としては、ぴったりな気がする。
にもかかわらず、なぜだか即決できかねる。

やはり「4年前のもの」というのがネック。
カメラはほとんど使ってないらしく、げんに本体も使い込んだ形跡がないので、状態はよい。
ただ、状態よりもスペックである。

1.5万円で売ってくれる、と言われているが、4年落ちでこの値段が、果たして妥当なのか。
実はコンデジがめちゃくちゃ進化していて、2倍ちょっとの値段するコンデジ買ったほうが絶対によい、と思う人がいるかも知れない。
1.5万円あれば、中古市場でもっとスペックのよいものが手に入るかも知れない。
パソコンみたいに、4年も前のものは使い物にならない、みたいな媒体なのかも知れない。


カフェレーサーヒロさんから、詳しい助言をいただいた。
その中で、レンズの話があった。

コンパクトと違い、本体が壊れてもレンズが使いまわせる、という利点があるそうな。
そのとき、規格の問題で次の機種もオリンパスになってしまう、というスパイラルが待っているそうな。
確かに、そこそこハマってレンズを何本か買い漁ってからでは、本格的にハマったときの選択肢が減ってしまうので困る。


などなど、どうしても1万円を超える買い物、特に家電系のものは、ウジウジ迷ってしまう。

ちなみに、「とりあえず試してみたら?」と、カメラを貸してもらえた。
どうせ3連休ヒマだし、同じ被写体をコンデジとコンパクトで写し比べて、1.5万円の価値があるのか検証してみよう。

ただ台風来るらしいし、大空とか風景を撮影しにくいのが、大きな痛手である・・・