キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

Mou-Ichinen

あららこららで、もう1年。
あらためて思い返すと、実に長い1年であった。

ちょうど1年前、前職を辞めた。
有給消化うんぬんの話をすると細かくなるが、言うなれば、前職の業務を終えてちょうど1年ということになる。


不景気・就職難・三十代・ブラック企業・・・
転職を考えるたびに、ネガティブな言葉ばかりが脳裏をよぎり、なかなか踏み込むことができなかった。
が、そういう不安がぶっ飛ぶくらいにキレてしまい、それこそ後先考えることなく辞めてしまった。

「人生何があるかわからない」というベタな言葉があるが、まさしくそのとおりだと感じる出来事である。
少なくとも、1年2ヶ月前の自分には、転職することも、再就職することも、まったく想像していなかったわけだし。

逆をいえば、1年後の自分というのも、まったく想像がつかないわけである。
またまた転職しているかも知れないし、ニートと化しているかも知れないし、血迷って結婚しているかも知れないし、何らかの理由で相当ハゲているかも知れない。

いつまでも現状がそのまま続くわけではない、ということを肝に銘じなければいけないな、とあらためて思う。
ただ、それを毎日毎日思い続けることは、なかなか難しいことである。
なので、少なくとも7月のこの時期は、現状に甘んじてはイカンと自分に言い聞かせるようにしたいなと思う。


こんな湿っぽいことを書いてしまうのは、きっと台風のせいだと決めつけておこう。
自分をかえりみる期間て年末年始で十分では、という正論には気がつかないふりをしておこう。