キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

都心でBBQ in 阿波座

僕が参加している、あるmixiコミュニティでのひと幕。
ある人が、イベントの告知をしていた。
すると、管理人サイドの人が「イタスラだ」と決めつけ、誹謗に似た返事をしていた。
しかしイベントは実在するもので、告知側は低姿勢ながらも、皮肉いっぱいのコメントを返していた・・・

というやりとりが印象的だったので、その告知していたイベントに参加することを決めた。


まったく知らない店の、まったくコンセプトのわからないイベント。
最近なぜだか、そのような状況のものにも、土足であがりこむことが平気になっている。

参加を決めた本当の理由は、『BBQが食べ放題・飲み放題で2,500円』という、売り文句にひかれたから。
BBQ大好きやし、雨天決行やし、今日は何の予定もナシやし、何よりお店のイベントなのでうまいもの食べれるやろうし。
どうせ昼から飲めるなら、酒好きな友達も誘おうと、ゴンタも誘っていざ阿波座へ。


ビル街の一角にある、こじゃれたパブ。
店の前では、黙々と店長さんが炭をおこして準備している。

とりあえず開始時刻の1時に店長に声をかける。
他の客も、徐々に集まってくる。
とりあえずアウェイなゴンタと僕は、黙々と肉を焼く。

しばらくして、缶ビールが配られて、乾杯!
それからも、ひたすらもくもくと肉を焼く。
アウェイ感を背負いつつ・・・

というのも、そもそもイベントの主旨が「店員と常連とで飲もう!」みたいな感じだったのである。
げんに、15人ほどいたメンバーのうち、初対面は僕ら2人ともう1人男性がいたのみ。
乾杯してしばらくは、常連さんが輪を作り、初対面メンバーは一歩離れた場所。

その後、何度かまわりの話に乗っかったり、それなりに前に出てはみた。
が、常にまとわりつくのは、アウェイ感・・・


って書いてしまうと、被害者的な視点になってしまうが、決してそんなこと言いたいわけではない。
ちょいちょい話しかけてくれる人もいたし、輪に入るよう促してくれる人もいたし、盛り上がった時間もあった。
みんないい人やし、輪にさえ解け込められれば、絶対に楽しめるというのがわかる。

ただ、参加者みんなに「初対面の人も来るよ」という周知ができていなかったのだろう。
そして、その受け入れ態勢が整っていなかったのだろう。
コンセプトがズレているのだから、アウェイ感は致し方ない。


結局アウェイ感に耐え切れず、予定より30分早めに切り上げた。
ゴンタには何度も謝ったが、意外に「これはこれで楽しい」と言ってくれた。
相変わらず、いい奴である。

今日の反省点。
イベントに参加するときは、イベントの主旨をしっかり理解すること。
自分がイベントを作るときは、初参加者の受け入れ有無を明示したうえで、受け入れ態勢を意識しておくこと。

学ぶことがあっただけでも、個人的には有意義な時間であった、と思う。
そしてゴンタと「コミュニティを作ろう」という提案ができたことも、今日という日の大きな財産である。