キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

セルフ・サマータイム

サマータイム、が評判になっているらしい。
夏場、就業時間の開始と終了を1時間早めることで、省エネができるらしい。

と聞いても、実はピンとこない。

デスクワークやからかな?
事務所仕事は、昼だろうが夜だろうが、照明は常時つけっぱなしである。
いや、それって工場でもどこでも、たいがい同じでは?
職種によっては、朝早くても残業時間が変わらんとなると、けっきょく稼働率が毎日1時間多くなって、逆効果である。

空調にしても、夏なんて朝から暑いわけやし、1時間早めたからといって、クーラーの稼働率はそう変わらない気がする。
だいいち、会社が1時間早く終わったところで、家でクーラーつけたら意味ないし。


とまぁ、勉強不足のくせにヘリクツばかり述べている僕は、最近夏場は1時間早く寝て、1時間早く起きる。
サマータイムという言葉を知らないときから、けっこうやっていた。

理由は、「朝明るいから起きてまう」という、なんとも情けない理由なのであるが・・・
1時間早く起きると、会社につくころには頭がすっかり目覚めるので、仕事のスタートダッシュがすごい。
また、夜中ムダにダラダラと過ごしている時間を朝使うと、例えばホームページの更新作業なんか、めちゃくちゃ効率よくはかどる。


自分がそういう環境で過ごしているので、別にサマータイムに対して反対も賛成もない。
ただ、こういうときに下請け企業などは、たまったものではない。

取引先に1社でもサマータイムを導入している会社があれば、導入せざるを得ない。
当然、取引先に導入していない会社もあると、1時間早く切り上げるというわけにはいかない。
つまり、1日1時間いつもより多めに稼動しないといけない。
この不況のさなか、1日1時間の残業代を夏場ずっと支給できない会社が多いので、おのずと会社が社員にどうするかは見えてくる。


マジメなこと考えているふりして、サマータイムが導入され日が明るいうちにビール飲めたら最高やろなぁ、と考えている僕はただのダメ人間である。