キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

ヒゴノモ通信2011.04

あらためて調べてみると、本稼動したのが昨年の3月。
以来、月イチのペースで続いて、とっくに1年を過ぎていた。
もっと長いことやっているような、不思議な感覚を覚えつつも、今月も「肥後橋で飲もう!」を、火曜日に開催した。

ここのところ人数が低迷気味であったが、今回は7人。
4月らしく、初参加者は2名も来てくださった。
このくらいの人数がいちばん話しやすく、「肥後橋で飲もう!」での標準的な人数でもある。


今回は「肥後橋南蛮亭」という、鳥専門店。
大きめの提燈(ちょうちん)が印象的で、商店街からも近いことから、肥後橋に長い人なら一度は見たことがあるだろう。

縦長の広い店内には、ボンボン時計や坂本竜馬が描かれた掛け軸など、どこか古風ある雰囲気。

お酒の種類が、なかなか多い。
ビールだけでも、5種類そろっている。
「しょうがチューハイ」などという、他店では見たことのない変り種も置いている。


焼き鳥は、もちろんうまい!
希少部位だけを集めた盛り合わせ、というレアなメニューもある。

「希少だろうが鳥は鳥やろ?」なんて思ってたら、大間違い!
食感も味も、ふだん食べている部位とは、また全然違うのである。
変なクセもなく、純粋においしい。


この店には、人気ナンバーワンの看板メニューがある。
カレーである。

ランチに、カレーを出しているのである。
コクがすごく、カレー屋でもこの味は出んやろ、ってくらいにうまい。
そして辛い。
かなり辛い。

辛いだけなら一過性のブームで終わりそうだが、その奥の旨みが人を病みつきにするのだろう。


肥後橋の店は、本当に外れがない。
そんな場所で長年やっているお店だけに、こうやって期待以上であっても、不思議ではない。


ということで、今回は変な自己嫌悪も自己ダメ出しも、なし。
昨年末から「一次会」「二次会」の区別をなくし、1軒のみで開催することで、参加費が安くなったのは正解。
途中で店追い出されても、変わりに行ける店なんて、なんぼでもあるしね。

どうぞこのまま、無名のままクオリティの高い「飲み屋街」でいてほしいものである。