いかがわしい話します。
いや、本当はそんな露骨なもんやないですが・・・
苦手な方は、スルーしてください。
諸事情により、空港で出国拒否され台湾に行けなかったあの日から、2週間ちょっと過ぎた。
今や、思いっきり笑えるネタとなり、大きな財産となった。
そんな僕を不憫に思い、旅行者の1人が、わざわざ土産を買ってきてくれた。
そう、日記の題名のとおり。
台湾で発行されている、いかがわしい日記である。
わざわざ漢字で、「性感誌」と書かれている。
こんなもんいるかっ!
なんてことは当然思わず、むしろ心の底から最大級の賛辞を与えたかった。
もらったその日に、即効でビニール封を破いて鑑賞した。
ほほう・・・
期待どおりである。
どこが「性感」やねんっ!
と、思わず雑誌を投げつけようかと思えるほど、まったくもってエロスがない。
もちろん、雑誌は投げつけることなく、大切に最後まで見ることにしたが。
内容の過半数が、いわゆるグラビアである。
下着とも水着ともとれる姿で、さしてエロスをかきたてるでもないポージングが続く。
これがエロスというであれば、ボムなんて極上のドエロとなってしまう。
不可解なのは、ちょいちょい出てくる普通の記事。
最新家電の紹介があったと思えば、男性ファッションの特集があったり、化粧品の宣伝があったり。
何でもアリかっ!
以前に、台湾のそういったいかがわしいものに対する規制は、なかなか厳しいと聞いたことがある。
なるほど、納得である。
こういうのを見ると、つくづく日本の低俗さが恥ずかしく思える。
新聞に、エロスやからね。
少年が読む雑誌に、エロスやからね。
ほとほと呆れながらも、では台湾ばりに規制したらいいのかと言われると、それはそれで困るのである・・・