キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

デカ盛り!笑福

廃墟へ行く予定をしていたが、メンバーの仕事の都合で、キャンセル。
スキーに誘われたが、車中泊できる体調ではなかったので、キャンセル。
そんな残念な週末となったが、あつし君から声をかけられ、車で大阪へ。

メインの用事は、明日にでも書くとして。
合流してから行った、ラーメン屋のお話。


昨年あたりにはやった、デカ盛りのラーメンが食べられる「笑福」というお店。
西中島南方駅の南東側にある。
文字で書くと、方向がぐっちゅぐちゃやな。

さておき、午後1時を過ぎても待ちができるあたり、ただならぬB級感がただよう。
待っている間、お店の注文システムを確認。
注文時に、ニンニクやらかつお節やらの追加が、無料でできるとのこと。
なかでも、このお店の名物である野菜の盛り方は、「ちょい増し」「増し」「増しまし」「バカ増し」と4種類もある。

もちろん、男は黙って「バカ増し」を注文!


しかし、出てきたラーメンに愕然。
想像以上の、山盛りである。
作っている最中も、店員さんが四苦八苦しながら、無理やり野菜を盛っていたし。

ラーメンがカウンターに置かれるなり、店中全員の視線を集める。
えっ、これにアタックしてんの、このなかで僕だけ?
もっと当たり前のように、みんな注文していると思っていた。

あらかじめ渡されていた丼に、山盛りの野菜を半分よける。
それでも、なお麺が見えない。
こうなったら、野菜からがっつくしかない。

満腹中枢が働く前に、恐ろしいスピードで食べ続ける。
もやし。
あまりの勢いに、途中アゴが疲れる。
もやし。

とにかく、口の中はもやしの味がただ続く。
ラーメンを食べているという感覚が、まったくない。
量的にはおトク感満載なのだが、味的には絶対に損をしている。

ようやく出てきた麺は、もやしで支配された味覚に、とてもおいしく感じる。
ここぞとばかりに麺をがっつく。
が、麺を食べ終わったころには、まだ丼一杯分の野菜が残っている。

ここで残したら負け!
と、別に勝敗があるでもなく、罰則があるでもないが、ひたすら食べ続けた。
食い物の神様は怒らすと怖い、と聞いて教育を受けたせいかも知れない。
べっぴんさんにしてくれるほうとは、大違いである。


見事、完食!
まさか全部食べられるとは、自分でもビックリである。
この達成感を店にいる人みんなで・・・

と思えば、店内の客はほぼゼロ。
こんだけの量を食べるのに、当然時間がかかりすぎて、みんなとっとと店を出ていたのだ。
せめて、作るのに手こずっていた店員さんくらい、リアクションしてくれよ。


まぁでも、「バイキングで食べ過ぎた~」みたいな圧迫感が、意外にない。
野菜というものが、おなかにやさしいものであることを、ひしひしと体感した。

ネタとして友達と行くぶんにはいいが、決して一人では食べに来られないな、というのが率直な感想。
僕のように、デカ盛りブームに乗り遅れた感のある方は、今のうちにぜひ!