キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

今さら初メイド♪

お恥ずかしながらであり、今さらながらでもあり。
日曜日は、「メイドカフェ」なるものに行ってきた。

もちろん趣向によるものではなく、好奇心である。
前職での飲み仲間である徒歩くんと、昨年末の忘年会で持ち上がった話を、実行したわけである。
正午に合流し、大阪の電気街・日本橋へと向かった。


1軒目。
メイドカフェではなく、厳密にはメイドバー
内装は、ぴっちりそろったスピリッツの並んだカウンターに、ダーツやDJさんが使う音響がそろった、本格的なバー。

・入店時に「お帰りなさいませ」と言われたこと
・店員がメイド服であること
・アニメのポスターやフィギュアがあること。

特徴的なのは、この3点のみ。
店員さんの口調や話題は別にアニメ寄りなどでもなく、むしろ純粋に会話を楽しめる。
ある意味で、期待はずれである。

ただの、めちゃくちゃ楽しいガールズバーである。


2軒目。
日本橋でも特にコアなエリアに立っていた、3人のメイドに促されて入店。

店内は、ソファが並び、10名以上のメイドさんがいる。
まず着席させられると、メイドさんが6名ほど目の前に並び、不可思議なダンスを披露。
しかも、手拍子を強要される。

ひゃ~、期待どおりなんだけど・・・想像以上。
自分でも感じるくらい、どん引きしてしまった。

ダンスが終わると、メイドさんが両隣に座る。
がっつりメイドさんに囲まれた状態で、値段説明。
まずチャージ料が500円で、座れる時間は30分のみだそうな。
それはいいが、ドリンクがメニューの20%増しという、どえらく不条理な設定。
ボラれそうな恐怖心が芽生え、ますます帰りたくなる。

さらに、メイドさんとのおしゃべりとかいうコースを強くすすめられる。
10分で2,000円が最安値で、あとは20分やら30分やら値段設定がある。
丁重にお断りすると、6名ほどのメイドさんが、全員サーッと店の奥へ引いて行く。

途中3回ほど、1~2名のメイドさんが来て、5分ほどおしゃべりできる。
が、いきなりの質問が「アニメ好きですか?」である。
いやぁ、話が進まないというか、話をするのにこっちが気ぃつかうというか。

ただの、質の悪いキャバクラである。


総括。
ひとことに「メイドカフェ」といっても、いろんなスタイルが存在するらしい。
そしていろんなスタイルのなかで、いろんな楽しみ方があるらしい。
2軒目の隣の席なんて、酒も飲まずに、コーヒーとケーキだけでどんちゃん騒いでたし。

社会勉強という意味でのみ、オススメできる場所である。
ただし、入店前にしっかり料金体系だけは確認しないと、とんでもないことになる可能性あり。