キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

メタカラの後、監獄へ

最近何かしら新しい経験が増え、生活にマンネリ化を感じない。
と勝手に思っていたが、1年前の日記を振り返ったら、同じ時期に同じことをしている、という経験が多々ある。

土曜日は、メタル仲間とのカラオケ、通称「メタカラ」へ行ってきた。
昨年も、なぜか1月に同じことをしていた。
いつものメタル仲間、まーくん・GENちゃんに加え、初対面の菊一文字政宗くんと4人で、天王寺駅へ集合。

そこから3時間、まぁ当然ではあるが、ひたすらメタル三昧!
一般的にカラオケでは受け入れられないジャンルなので、思いっきりレアな曲を叫べるのは、本気で気持ちがいい!
このメンバーがコンパの2次会なら、女の子もかわいそうやろなぁ、と思いながら。


がっつり歌った後は、「ロックアップ」という居酒屋へ。
知る人ぞ知る、「監獄居酒屋」というジャンルの、ちょっと変わったお店である。

行く予定のある方、ネタバラシをしてしまうので、以降の日記は読まないことをおすすめします。

店内はうす暗く、お化け屋敷を思わせる不気味なオブジェが点在する。
入店して、目の前に立ちはだかったのが、ポリスのコスプレをした店員さん。
代表者1人を決められると、その1人に手錠をかけ、座席へ案内される。
脳裏に“プレイ”という3語が浮かぶことは、むしろ健全なことであろう。

案内されたのは、開閉するごとにガラガラと荒い音が鳴る格子戸のある、個室。
まぁシチュエーションとして、僕らが犯罪者で捕らえられた、といったところ。


・・・というところまでは、楽しいところ。
その後はちょっと、尻すぼみ。

メニューを開くと、監獄になぞらえたネーミングが、2~3割。
あとは、ただの監獄とは関係ないダジャレだったり、まったくひねりがなかったり、統一感がまったくない。
ドリンクは試験管やらフラスコに入れられたものが目につくが、飲むとおいしくない。
いちおうコース料理を頼んでいたが、量がとても少なく、追加メニューが必要。


途中、照明が真っ暗に。
「ゾンビが監獄に入ってきた」的なアナウンスが流れ、あちこちから悲鳴があがる。
これが、このお店のウリであるらしい。

が、まわりの席にはゾンビが来まくっているのに、うちのところには来ない。
1匹だけ、やっつけな感じで軽く扉を開閉しに来たくらい。
そんなことより、流れる曲が知ってるアーティストのヘビメタだったことが楽しかった。
なるほど、まわりがキャーキャー言うてるさなか、音楽に反応しヘッドバンギングしている席には、ゾンビも恐れ行ったのだろう。


ひさびさにノドがかれ、首筋に軽いムチ打ちの残り、「うれしい痛み」が次の日に残る飲み会となった。
まぁこれが土曜ではなく日曜であれば、とんでもない後遺症になってしまうのだが。