キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

旅人 LV.33

連絡が遅れてしまいましたが、無事戻りました。
大阪から名古屋まで、予定どおりキックボードで走り切りました。

3日間という期間に、さまざまな思い入れがあります。
とても日記では書ける分量ではありません。
詳細は、ホームページにアップします。


今回特に印象的だったのは、2日目。
ビジネスホテルに宿泊であり、夜ヒマなので居酒屋へ寄った。
すると、関西弁まじりのマスターと仲良くなった。

しばらくすると、後から入ってきた3人組のお客さんと、これまた仲良くなった。
僕の旅にめっちゃ好感を持ってくれて、気がつけば肩組んで写真とったりして、体力ないはずやのに12時過ぎまで飲んでた。

旅先ではありがちな話、と思われるかも知れない。
しかし僕の10年もの旅生活で、こんな出会いははじめてである。

ユースホステルという旅人の宿では、たまにあることやけど。
ただそれは互いに「旅人」という共通のカテゴリと、互いに1人でさびしいという共感性があるから、成しうること。
今回はそうではなく、きっかけの浅い人間同士やのに、仲良くなれた。


もっぺん言いますが、10年ですよ。
10年もやってて、まだまだ新しい経験ができてしまう。
しかも、ママチャリからはじまり、歩き→折りたたみ自転車→キックボードと、変幻自在にジャンルを変えては、同じ場所まわっても違う風景に見える。

奥が深いというか、何というか。
もともとルールない趣味やから当たり前やけど、楽しみが無限大に広がってゆく。
こんな楽しい趣味にめぐり合えたことが、ほんま大きな財産やと思う。


そんな気持ちを噛みしめながら、旅の3日目に誕生日を迎えられたことは、しあわせである。
ただ、33歳の誕生日に何してたかと問われたら、
「二日酔いに襲われながら1日中キックボード蹴ってた」と説明しないといけないことが、恥ずかしい・・・