キックボード旅人の日常

キックボード旅人による、旅の話とか日常のこと。

2009年回顧

毎年恒例です。
1年を、ひと月単位で振り返る備忘録です。
相当な長文になるので、相当ヒマな方だけ読んでください。


【1月】
正月早々、まーくんから鍋に誘われ、和歌山へ。
と思えば、翌週にはななかからスキーに誘われ、香川へ。
ちなみにスキーした場所は、島根。
年初から遠征しまくりで、今年も落ち着かない1年になりそうな予感を感じる。

あとは、極寒でのモトクロス走り初め。
けっきょく天気が悪く、コース2周しかできんかったけど、えらく印象に残る1日だった。


【2月】
1泊2日の、ひとり旅。
ふだん旅に出ない冬に、しかも旅のツールとしてはじめて使う、折りたたみ自転車。
気候的・物理的な苦痛は否めないながらも、いつもと全然違った気分で旅ができたことが、何よりの収穫。

久しぶりに東京行って、相変わらず上野を散策。
と思えば、東京からリョーちゃんが仕事で来てたので、久しぶりの再会を居酒屋で楽しむ。
決して交わることのないと思っていた「東京」が、少しだけ自分の人生に浸透していることを実感。


【3月】
鳥取・島根への、家族旅行
父の実家が島根で、昔は毎年帰っていたせいか、山陰地方はものすごく落ち着く。
旅行中、甥っ子がまさかの高熱でドタバタしたが、天気に恵まれいい旅行となった。

滋賀のバンガローで、内輪では「副長御膳」と呼んだ、鍋パーティー。
スーパーでは入手できない、高品質の食材には、ひと口ずつに感動。
鍋で会話が止まるとか、酒が進まんとか、はじめての体験である。
そのくらい、めちゃくちゃうまかった♪


【4月】
3月後半から、原因不明の体調不良。
日中は動悸(どうき)が止まなくなり、夜中には呼吸停止して目が覚める。
内科を何件もまわり検査したが、すべて異常なし。
今思えば、ほぼ間違いなくあれはパニック障害やろう。

AKiNoBuくんと、かねてから約束していたツーリングが、ようやく達成。
淡路島で、あわぎゅう(淡路牛の牛丼)を食べ、ナゾのパラダイスで大爆笑。
日帰りながらも、とても充実したツーリングだった。

ピースケさん・BOWくんと3名で、廃墟めぐり。
犬島は廃鉱をアートに変えたもので、観光地化されていた。
が、保存状態のよさ、アートの表現力のよさ、島の素朴さには大満足。

毎年恒例の、花見仲間との「葉見」。
桜が咲いてなくとも、外で酒飲めたら満足ということを、あらためて実感。

あと、Remoto49主催による林道ツーリングが、発足される。
以降、今年は生活の一部となったかのように、かなり林道ツーリングをした。


【5月】
GWは、レンタカー借りて2泊3日のキャンプ。
1日目は、僕の聖地でもある天川で神社訪問・湧き水汲み・温泉というフルコースをいただく。
2日目は、奈良の廃村をめぐり、年に1度だけ旧村人が集まるお祭に遭遇。
3日目は、和歌山でラーメンを食べる。

姐やん。・副長・副長の友達と4人で、灘の酒めぐり。
酒蔵やからこそ呑める原酒が、あまりに旨くて絶句。
特に、いちばん規模の小さい「泉勇之介商店」は、案内してくれるおっちゃんが面白くて、酒はめちゃくちゃうまい!

折りたたみ自転車で、琵琶湖一周のひとり旅。
毎年ママチャリでまわっているだけでに、スピード感や通過する景色を見る時間帯が違って、かなり新鮮。
と同時に、ヒザがグラグラんなって、折りたたみ自転車旅の限界を知る。


【6月】
仕事で東京へ。
かつて大阪でいっしょに仕事していたお客さんだったが、僕のマニュアルの仕事をベタボメされて上機嫌。
もちろん帰りは、上野へ。
唯一、上野は楽しい。
しかし、日帰りだったので誰とも会えずに夕方泣く泣く帰宅。

なんのキマグレか、6年ぶりくらいに、神戸のチョコさんと飲み。
ちょうど元気ない時期やっただけに、いつもハイテンションなチョコさんを見てて、めっちゃ元気をもらう。


【7月】
人生で、間違いなくダントツの1番である、悲しみを味わう。


【8月】
中学校時代の旧友・ゴンタと、18年またぎの約束である「大人になったらいっしょに飲もう!」を果たす。
久しぶりとはいえ、6時間も話し続けたことに、喜びがにじみ出ている。
今度は、こまめに連絡とって遊ぼう、という約束をする。
この約束こそは、まめに果たして行きたい。

林道ツーリングは何度かやったが、この月は1泊でツーリング!
tt五九くんからいろんな林道を案内されて、初対面のカフェレーサーヒロさんとも仲良くなれて、何よりチーム員と酒をくみ交わすことができた。
毎年恒例にしたい行事である。


【9月】
珍しいことに、仕事が忙しくなる。
毎日遅くまで残業し、ストレスたっぷりためる。

能登半島、キックボード一周。
いままでのひとり旅でベスト3に入るくらい、楽しくてたまらない旅となった。
めちゃくちゃ人に声かけられたし、4泊の完全野宿を達成できたし。
前日までに仕込んでおいた、キックボードの本体よりも高いベアリングも、感動するほど効果あったし。
文句なく、今年いちばんのよい思い出である。


【10月】
久しぶりに都島のお店へ行き、帰りにスーツ姿で、3時間半も歩くという珍事を起こす。
酔うてたからというよりは、低速で移動することが、本能的に好きなんやと自覚する。

9月の旅が、なんと自転車雑誌で紹介される。
というのはおおげさだけど、バッチリ顔がわかる程度に写真が掲載され、コメントまでいただく。
以降、会う人ごとに雑誌を見せつけては、「すご~い」と迷惑そう言わす。

奈良で、ツーリング仲間とキャンプ。
キャンプといっても、僕は夜から車で参加したし、泊まったところがほとんど人の家みたいな感じ。
たまにはバイク抜きの交流もいいものだ。


【11月】
前々から気になっていた、会社近くのベルギービール置いてる店へはじめて入店。
ベルビュークリークが生で飲める感動と、ツマミがめちゃくちゃうまいことと、意外に安価であることに、感動。

1年ぶりとなる、モトクロスのレースは、3時間耐久。
最後の2周だけ、自分でもビックリするほど速く走れ、満足。
ジャンケン大会では、バイクのタイヤを前輪・後輪とも勝ち取る勝負強さを見せる。

ピースケさん・BOWくんと3人で、A鉱山とブッダ村を訪問。
A鉱山は関西最大規模の廃鉱ながら、大部分で施設の取り壊しがされており、落胆。
ブッダ村は、道を走るごとに廃村集落が続くという、珍しい光景に感動。


【12月】
サカイクロンさん主催の、焼き芋ツーリングに参加。
たまにやっているイベントらしいが、うちのチームは初参加。
焼き芋がメインのはずやのに、鮭のホイル焼きとかトーストとか、サイドメニュー的なもののほうが売れてゆく。
芋って、そない量食べられるもんやないと、1つ学習する。

ゴンタ・作三・みっち、という中学時代を共にした4人で、忘年会。
それぞれの距離が、微妙に近かったり遠かったりで、若干探りあいになりながらも、夜遅くまで楽しめた。
地元のつながりとして、今後も続いてゆくだろう。
その場を楽しんだというよりは、貴重な財産を手に入れた気分。


・・・以上、過去の日記からつまんでまとめただけやのに、実に2時間もの作業!
毎年ながら、こうしてまとめてみると、あらためて1年っていろんなことが起こるもんやと実感する。
「友達おらん」と人にはよく言うが、けっこうおるやんと思えるし、それぞれの友達には純粋にありがとうという思いがこみあげてくるし。

今年1年のできごとは、ただ単に「過ぎたこと」とするのではなく、未来へのステップやったんやと思えるよう、何らかな形で生きて欲しいと思う。
まだ1日あるけど、とりあえず・・・
今年1年、オレお疲れ!